先月の初めてのプレミアムフライデーで、大手デパートの多くの店舗では食品や化粧品を中心に、去年2月の月末の金曜日より売り上げが増加しました。 それによりますと、グループ全体の1日の売り上げは去年2月の月末の金曜日より高島屋が6%、そごう・西武が5.6%、三越伊勢丹が0.7%それぞれ増加しました。 また、大丸松坂屋百貨店は15店舗の平均で17%、阪急阪神百貨店は大阪市にある阪急うめだ本店の売り上げが16%増えたということです。 各社ともに、食品売り場や飲食店が仕事帰りの人を中心ににぎわったほか、体験イベントを行った化粧品の売り上げなどが好調だったということです。 一方で、先月1か月のグループ全体売り上げは、うるう年だった去年より営業日が1日少なかったことなどから、5社のうち、3社が去年の実績を下回りました。 デパートの担当者は「プレミアムフライデーは低迷する個人消費を喚起する効果があると思うが