1970年11月12日、アメリカ・オレゴン州フローレンスの海岸に、体長14メートル、体重8トンほどのマッコウクジラが打ち上げられた。 このクジラの処分はなぜかオレゴン州の道路課に押し付けられたが、あまりにも大きすぎて動かすこともできない。処分に困った道路課は、クジラを爆破解体するという決断を下した。 これだけ巨大なクジラの爆破処理となると一大イベントだ。見物客やメディアが見守る中、ダイナマイトを使った大掛かりな爆破が行われた。 その時の「伝説のクジラ爆破解体」の映像を地元テレビ局のKATUがデジタル技術を用い、この度リマスター版を公開。50年の時を経て当時の臨場感が蘇った。