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ブックマーク / mess-y.com (6)

  • 『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - messy|メッシー

    私がこうの史代原作のアニメ映画『この世界の片隅に』を見たのは最近のことです。単に出遅れていました。でも、作が上映され始めたとき、少し衝撃を受けたことはよく覚えています。「祖母と見に行った」「祖母のことを思い出した」というつぶやきがSNSやブログにあふれたのです(注1)。 (注1:例えばこのまとめにある記事など。http://momomomo1232.hatenablog.com/entry/2016/11/30/010619) その時は素直に、これはすごい作品なのかもしれないと思いました。ですが、なぜこんなにも、北條すず(旧姓浦野)というヒロインを自らの祖母や母に重ねる人が多いのか、と奇妙な感じも残りました。 仕事で予定が合わず、1月の末にようやく映画を見に行きました。そして漫画原作も購入して読みました。以下では基的に映画版についての感想を中心に書きますが、必要に応じて適宜漫画版につい

    『この世界の片隅に』と凶器としての「普通」 - messy|メッシー
  • 白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由〜「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - wezzy|ウェジー

    ファッション雑誌『ヴォーグ』(USA版)3月号に載ったアメリカの白人スーパーモデル、カーリー・クロスの芸者風ファッションが大炎上し、カーリーが謝罪する騒ぎとなった。この件は日でもいち早く取り上げられ、各記事に「人種差別」「日をバカにしている?」などといった見出しが踊ったが、多くはアメリカの人種と文化歴史と現状を説明し切れていなかった。そのせいか日人読者からは「何がいけないのか分からない」の声が上がっている。 問題となった写真は、日の伊勢志摩で撮影されたもので、来は金髪のカーリーが黒髪のゲイシャ風ウィッグと着物風デザインのドレスを着ているというものだ。一流雑誌だけあって写真自体の質は高い。しかし近年のアメリカ文化シーンは”cultural appropriation”(文化の盗用)に厳しく、今回の写真は多くのアメリカ人の眉をひそめさせることになった。 “文化の盗用”とは端的には、

    白人モデルのゲイシャ写真が炎上した本当の理由〜「文化の盗用」と「ホワイト・ウォッシュ」 - wezzy|ウェジー
  • 「子供を産んで育てる人生を望まない」と明言した山口智子の潔さが素晴らしい - wezzy|ウェジー

    2016年、女性誌の変化が目覚しい。マガジンハウスの「ku:nel(クウネル)」は、03年の創刊以来はじめてのリニューアル。1985年から87年まで「Olive」編集長を務め、「an・an」「GINZA」の編集長を歴任した淀川美代子が新たに編集責任者となり、50代以上の女性をターゲットに……とのことだったが、1月20日に発売となった新創刊「クウネル」からは、日の地方に住むおばあちゃんや子供、古くて安いけど丁寧で味のあるあれこれなどが完全に消え、代わりに「パリの洗練」が呼び込まれたことで、それまでの愛読者から総スカンをらっている。 講談社の「FRaU」も2月12日発売の3月号から刷新。ライフスタイル情報メインだった同誌だが、ターゲット層を30代女性に設定し直し、ファッションページを強化するという。3月号の表紙と巻頭では“現代のファッションアイコン”として水原希子とローラが共演しアクの強い

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    sin4xe1
    sin4xe1 2016/02/14
    年金がーって言ってるのは子孫にただ働きさせるつもりなんだろうか
  • 櫻井よしこ率いる武道館フェス、「日本らしい憲法を取り戻せ」「中国がヤバい」連呼で、極右オジ様が拍手喝采の不気味 - wezzy|ウェジー

    2015.11.15 櫻井よしこ率いる武道館フェス、「日らしい憲法を取り戻せ」「中国がヤバい」連呼で、極右オジ様が拍手喝采の不気味 サイトを読まれる方が日頃手にすることがないであろうオヤジ雑誌群が、いかに「男のプライド」を増長し続けているかを、その時々の記事から引っ張り出して定点観測していく連載。今回はスピンオフ的内容で、あるイベントのレポートをお伝えする。 毎月、定点観測している雑誌が『WiLL』と『正論』だが、12月号は、否応にも『WiLL』の「総力大特集 櫻井よしこさんへエール」に目がいく。16Pものカラーページでは彼女の軌跡を知らせるいくつもの写真が並び、対談や人の寄稿に加え、「わが櫻井よしこ論」と題して4名の男性論客が櫻井賛美を記している。あたかもカルチャー雑誌でアイドルや俳優を根こそぎ持ち上げるかのような大ボリュームだ。 編集長が編集後記に「もっともっと櫻井さんという人

    櫻井よしこ率いる武道館フェス、「日本らしい憲法を取り戻せ」「中国がヤバい」連呼で、極右オジ様が拍手喝采の不気味 - wezzy|ウェジー
    sin4xe1
    sin4xe1 2015/11/17
    安倍ちゃん方案採決終わった途端中国と友好ムード強調だもんな
  • 10万円のセッション、膣ハグ、ひとり宇宙…子宮を崇めすぎて魔女化する女たち - messy|メッシー

    スピリチュアル界の〈セラピー〉には前世療法やインナーチャイルドなどさまざまなものがありますが、今、盛り上がりつつあるのが〈子宮系〉です。 子宮は女性の生殖器であり、妊娠すると胎児を育てる部屋となる〈筋肉の塊〉なのですが、スピ的子宮論を唱える人たち曰く、この臓器にネガティブな感情やらカルマやらがたまるといいます。そんな子宮から湧きでる〈声〉は〈魂の欲求〉なので、その声に従って生きると何かしらのご褒美がもたらされ、幸せになれるという考え方です。また、やっかいなものがたまると同時に神聖なパワースポットであるとも謳われ、その根拠は〈子宮の「宮」は神社の「お宮」を表し、膣は参道の役割〉だからだそうで……。 神道やタントラ教のそれらしいところをピックアップして、個人的体験と流行のスピ用語でコーティングしたような〈子宮教〉は、ここ最近、健康被害の注意喚起が促されるようになってきたジェムリンガ(膣にパワー

    10万円のセッション、膣ハグ、ひとり宇宙…子宮を崇めすぎて魔女化する女たち - messy|メッシー
  • 産まないセックスで消えたい女による、日本の愛とセックス分断考 - messy|メッシー

    結婚=出産の等式 政府による「少子化対策」のニュースを見聞きする度、女として生きる尊厳に刃を突き刺される。そんな気分になるという比喩ではない。実際に容赦なく刺されている。 その刃物は一瞬で命を奪う、鋭く真新しいナイフではなく、長年に渡って物置に放置されたまま錆びて歯の欠けた鉈だ。切り口の鈍さゆえ致命傷には至らない程度に皮膚をかえって醜くえぐり、かき回し、いっそのこと今すぐ殺してくれと懇願したくなるほどの痛みと不細工な傷跡を残す。 少子化は国にとって悩ましい問題だろうが、その一因として結婚率の低下や独身女性の増加が挙げられるあたりが気に入らない。いつまでこの国は結婚と出産をイコールの等式で結ぶつもりか。子供を求めない夫婦や求めたとしても結婚したくない男女はいくらでもいる。私自身は非婚・非出産を望む。「血縁を結び、子を産む」行為を無条件には受け入れ難い者にとって、それが常識、大前提とばかりに愛

    産まないセックスで消えたい女による、日本の愛とセックス分断考 - messy|メッシー
    sin4xe1
    sin4xe1 2013/12/13
    解る。エコ減税とか納得いかないぜ
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