東京都立川市教育委員会は18日、市内の7校の市立小学校の児童ら835人が、相次いで嘔吐(おうと)や腹痛などの症状を訴えて、うち5人の児童が入院した、と発表した。7校の児童らは17日、同じ調理場でつくられた学校給食を食べており、都多摩立川保健所は、給食が原因の集団食中毒の疑いがあるとみて調べている。 同市教委によると、嘔吐や腹痛などの症状を訴えているのは、市内の第九小、第十小、けやき台小、南砂小、若葉小、松中小、新生小の計7校に通う児童。17日夕方から18日午後5時までに、7校の計約2800人の児童のうち、788人が同様の症状を訴えた。教職員47人にも同じ症状が出ているという。 7校には、いずれも市学校給食共同調理場(同市泉町)で調理された給食が提供されている。献立は同じで、17日は、ミルクパン、牛乳、鶏肉のトマト煮、パセリポテト、フルーツポンチだったという。同保健所は17日の給食が原因とみ