『宇能鴻一郎の濡れて打つ』(うのこういちろうのぬれてうつ)は1984年2月公開の日活ロマンポルノ。金子修介の初監督作[1]で、人気官能作家、宇能鴻一郎の小説を原作としながら、『エースをねらえ!』のパロディ作品ともなっている[1]。55分[2]。 主演は'84にっかつ最大のホープ、アイドル女優山本奈津子[3]。脚本は「あんねの日記」(1983)の木村智美が担当する[4]。 あらすじ[編集] ひろみは高校1年生のテニス部員。憧れの先輩、お蝶さまから「恋は禁物」と忠告されるが、男子部員・坂西と関係を持っている。 ある日、見知らぬ男にエレベータの中で騙され犯されるが、その男は新任のコーチ、北條だった。北條はセックスを通してひろみの強靱な腰のバネを見抜き、選手に抜擢。さらにセックスを使ったトレーニングでひろみを鍛え上げようとする。 ところがその関係がお蝶さまに知られ、言いつけを破ったとして怒りを買い