フィギュアスケートの元選手らを対象とした国際アダルト選手権は11日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、女子の36〜45歳の元選手クラスに出場した伊藤みどりさん(41)は、64.43点で出場2選手中の2位だった。米国の選手が69.97点で優勝した。 競技は約3分間のフリー演技で行われ、伊藤さんは冒頭でダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を成功させるなど、計3種類のジャンプに挑んだ。1992年アルベールビル五輪銀メダリストの伊藤さんが国際連盟(ISU)公認大会に出場したのは、引退した96年以来。競技会出場も2001年のプロ・アマ大会以来10年ぶりだった。 伊藤さんは代理人を通じて「試合を忘れてスケートを楽しんだ。今できることを精いっぱいやることができて満足」とコメントした。 【関連記事】 【特集】フィギュアスケート特集 2010-2011 〔写真特集〕村上佳菜子 〔写真特集〕浅田