ばんばん出てくる数式もなんのその。出版後すぐに増刷したそうで、アマゾンでも売れ筋ランキング、カスタマーレビューの評価ともに高くなっています。 『脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす』甘利俊一著 講談社ブルーバックス 2016年 238ページ 脳や心は、じつはまだほとんどのことがわかっていないとよくいわれる。これからも、脳や心の未解明な部分をすこしずつ明らかにしていくための地道な研究がおこなわれていくことだろう。 いっぽう、人工知能の発達のしかたはとても速い。もはや、単なる「ブーム」では片づけられそうもなくなった。オーストリアの詩人ライナー・リルケ(1875-1926)は「未来はそれが実際に起こるずっと前に、われわれの中に入り込み、みずからの姿を変えようとしている」ということばを残したが、人工知能がしみわたる未来は、まさにそのように近づいているのだろう。 長年、脳科学の研究をしてきた科学者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く