【8月17日 AFP】米国務省は16日、ドナルド・トランプ米大統領に影響力を持つ極右のインフルエンサーが負傷したパレスチナ人が米国での治療を許可されたことに苦言を呈する中、パレスチナ自治区ガザ地区住民への訪問ビザの発給を一時停止すると発表した。 2011年9月11日の米同時多発攻撃は内部犯行だと主張していることで知られる極右陰謀論者のローラ・ルーマー氏は前日、ガザに住むパレスチナ人に対するビザ発給をやめるよう国務省に呼びかけ、証拠を示さずに、パレスチナ人は「親(イスラム組織の)ハマスで、ムスリム同胞団と関係があり、カタールから資金提供を受けている」とX(旧ツイッター)で述べるなど、一連の怒りのメッセージを投稿していた。 マルコ・ルビオ氏が長官を務める国務省はXに「最近発給された、少数の一時的な医療・人道目的のビザの発給手続きと手順について、全面的かつ徹底的な見直しを行う間、ガザ地区出身者に
