2021年07月20日 11時00分更新 文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp 写真● 曽根田元 提供: シスコシステムズ 企業オフィスに限らず、小売店舗や倉庫、工場など、近年ではビジネスのあらゆる現場でWi-Fi(無線LAN)の利用ニーズが高まっている。日常業務を支えるWi-Fiデバイスとして、PCだけでなくスマートフォンやタブレット、ハンディターミナル、監視カメラ、その他のIoTデバイスと、多様なものが登場しているからだ。さらに飲食店や宿泊施設、公共施設などの現場では、顧客サービスの一環としてゲストWi-Fi(フリーWi-Fi)を提供するケースも増えた。 こうした現場のネットワークには「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」対応アクセスポイントの導入がおすすめできる。最新規格のWi-Fi 6では、通信の高速化に加えて、多台数のデバイスを同時接続しても途切れにくく、安定した