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橋本治の検索結果1 - 11 件 / 11件

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橋本治に関するエントリは11件あります。 小説book などが関連タグです。 人気エントリには 『書評:「橋本治のかけこみ人生相談」 橋本治・著 | タイム・コンサルタントの日誌から』などがあります。
  • 書評:「橋本治のかけこみ人生相談」 橋本治・著 | タイム・コンサルタントの日誌から

    これはまあ、それこそ「考えてみれば」当たり前の真実なのだが、たぶんそう考えない人が多い。なぜなら、考えるという行為は、ほとんど物心ついたときからやっている『自然な』ことで、誰でもできるし、そのやり方を誰かに教わった訳でもないから、だろう。 本当は、わたし達は考えるという行為を、親や兄弟を真似て習い覚え、学校でも一応それなりに教育されてきたのだ。だが、なにせ教える側が、「これが考える行為の上手なやり方だ」という風に、親切に説明してくれない。しかも、問題だけ一方的に与えられ、かつ、考える途中プロセスではなく、回答という結果だけを、判断・評価される。だから「考える方法」は、自分流に身につけるしかない。

      書評:「橋本治のかけこみ人生相談」 橋本治・著 | タイム・コンサルタントの日誌から
    • 橋本治さんの本棚を見られてよかった|私と本棚|幻冬舎plus編集部

      仕事の打ち合わせで橋本治さんの事務所にうかがった際、応接間に所狭しと並んだ本棚はなんとなく見てはいましたが、時間になると先生がのっそり出てくる奥の書斎にあった本棚を、亡くなったあとに機会があって見せていただけたのは、先生が大切にしていたものを共有できたようで、たいへん幸せな時間でした。

        橋本治さんの本棚を見られてよかった|私と本棚|幻冬舎plus編集部
      • 第1回 どうして男は“男”をこわがるのか? 忘れられた橋本治の問い|三宅香帆|光文社新書

        『蓮と刀』は今こそ読まれるべき「 “おじさん”社会に敢然と立ち向い、開かれたコミュニケーションをめざした痛烈評論!」。 こんなふうに紹介される文庫本を、今回は紹介したい。 本連載に登場するということはつまり、絶版本なわけだけれども。上に挙げた紹介文、なんとも、今っぽくないだろうか? まず「“おじさん”社会」という言葉。最近よく聞く「ホモソーシャル」を指す言葉っぽい。ざっくり説明すると、女性を排除して男性たちだけで社会を構築し、男たちの群れのなかでの付き合いによって権力を得る構造、という意味だ。そして、開かれたコミュニケーションを目指すぞと言っている。分断を避け、できるだけコミュニケーションを開いてゆく……これはまさに今のところ令和のテーマではないか。ほら、今っぽくないですか。 しかし本書の初版が発売されたのは1982年。今から40年前、もうすこしで半世紀も前のことである。 絶版になるには仕

          第1回 どうして男は“男”をこわがるのか? 忘れられた橋本治の問い|三宅香帆|光文社新書
        • (1)橋本治さんの「これまで」と「未来」を 語る作品になるはずだった | オヤジにならずに 大人になる方法 | ほぼ日刊イトイ新聞

          出版界にとってひとつの事件といって 過言ではないでしょう。 1400ページ近い超大作が9月24日に発売されました。 函入り、1.7kg、究極の“鈍器本”です。 惜しまれながらも2019年に亡くなった橋本治さんの 評論から小説、エッセイ、イラスト、そして ギャグ好きなところまで、あらゆる要素が詰め込まれた まるで橋本さんの頭の中をのぞくような小説です。 別冊としてつけられた15枚の手描き地図の 緻密な書き込みと美しさ、 30ページ以上もつづく茶目っ気たっぷりの目次、 さらには巻末100ページにおよぶ 「人名地名その他ウソ八百辞典」。 そこらじゅうから橋本治さんの笑い声が 聞こえてくるようです。 この本に特典をつけた「ほぼ日の學校セット」は 当初の予定数をはるかに超えて 完売しましたが、 本そのものは、この先も書店でお買い求めいただけます。 どんな本か興味をもっていらっしゃる方、 まさに読もう

            (1)橋本治さんの「これまで」と「未来」を 語る作品になるはずだった | オヤジにならずに 大人になる方法 | ほぼ日刊イトイ新聞
          • 今なお人々を魅了 橋本治の世界 横浜で特別展/『はじめての橋本治論』刊行 | 毎日新聞

            膨大な仕事、豊富な資料で 横浜で特別展 ポスターや生原稿など450点 小説や古典の新訳、戯曲、社会時評、イラスト、編み物と幅広い分野で活躍した橋本治さん(1948~2019年)の仕事を振り返る特別展「帰って来た橋本治展」が、神奈川近代文学館(横浜市中区)で開催されている。6月2日まで。 構成は、橋本治とその時代▽作家のおしごと▽橋本美術館――の3章立て。<とめてくれるなおっかさん/背中のいちょうが泣いている/男東大どこへ行く>のキャッチコピーで一躍注目を浴びた東京大駒場祭のポスター(68年)の原画をはじめ、衝撃の小説デビュー作「桃尻娘」(77年)、400字詰め原稿用紙で9000枚弱の大作「双調平家物語」(98~07年)などの生原稿、スター歌手の姿を編みこんだ鮮やかなセーターや歌舞伎をモチーフにした挿画、さらには母親が開いた喫茶店の自筆メニューもある。約450点が展示され、橋本治さんの生涯を

              今なお人々を魅了 橋本治の世界 横浜で特別展/『はじめての橋本治論』刊行 | 毎日新聞
            • 内田樹「橋本治さんの『プロデューサーとは現場で床のゴミを拾える人』に学ぶ」 | AERA dot. (アエラドット)

              内田樹(うちだ・たつる)/1950年、東京都生まれ。思想家・武道家。東京大学文学部仏文科卒業。専門はフランス現代思想。神戸女学院大学名誉教授、京都精華大学客員教授、合気道凱風館館長。近著に『街場の天皇論』、主な著書は『直感は割と正しい 内田樹の大市民講座』『アジア辺境論 これが日本の生きる道』など多数この記事の写真をすべて見る ※写真はイメージ(gettyimages) 哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。 *  *  * 先日、橋本治さんを「偲ぶ会」が東京で開かれた。糸井重里さん、養老孟司先生、高橋源一郎さん、関川夏央さんら、生前親交のあった多くの方が集まった。会場の片隅で、私は矢内賢二、裕子ご夫妻と鶴澤寛也さんとしばらく立ち話をした。 十数年前、不思議なご縁で、神戸女学院大学の学生たちを引き連れて、寛也さん

                内田樹「橋本治さんの『プロデューサーとは現場で床のゴミを拾える人』に学ぶ」 | AERA dot. (アエラドット)
              • 特別展「帰って来た橋本治展」 | 神奈川近代文学館

                平成の時代とともにその生涯を終えた橋本治が、令和6年春、横浜に帰って来ます――― 橋本治(1948~2019)は、1977年に高校生の日常を描いた「桃尻娘(ももじりむすめ)」で小説家としてデビューし、それまでにないスタイルと内容で世間に衝撃を与えました。すでにイラストレーターとして活躍していた橋本は、以後、小説執筆と併行して、恋愛や性、家族、時代を論じ、舞台やイベントを演出し、セーターの編み方を教え、古典をひもとくなど、八面六臂の活躍を繰り広げました。どんな未知の分野にもひるまず分け入った橋本の原動力は「わからない」ことを解明したいという思いだったといいます。その成果は膨大な数の著作となって、我々に大きな〈恵み〉をもたらし続けています。 当館は、2019年以降、橋本治の直筆原稿をはじめとする資料をご家族、ご関係の方々から寄贈いただき〈橋本治文庫〉として保存しています。本展は、時代を先取りし

                  特別展「帰って来た橋本治展」 | 神奈川近代文学館
                • どうそく on Twitter: "橋本治先生は「桃尻娘」を書いた時に「この女子高生はリアリティがない」と年配の批評家に言われて「実際にこういう女性は世間にいるし、これは私だ!という感想も多いのに…俺の書き方が下手ということか?」と悩んだが、ある日「あ、これは〝私は知らない〟の言い換えだ」と気づいて吹っ切れたそうな"

                  橋本治先生は「桃尻娘」を書いた時に「この女子高生はリアリティがない」と年配の批評家に言われて「実際にこういう女性は世間にいるし、これは私だ!という感想も多いのに…俺の書き方が下手ということか?」と悩んだが、ある日「あ、これは〝私は知らない〟の言い換えだ」と気づいて吹っ切れたそうな

                    どうそく on Twitter: "橋本治先生は「桃尻娘」を書いた時に「この女子高生はリアリティがない」と年配の批評家に言われて「実際にこういう女性は世間にいるし、これは私だ!という感想も多いのに…俺の書き方が下手ということか?」と悩んだが、ある日「あ、これは〝私は知らない〟の言い換えだ」と気づいて吹っ切れたそうな"
                  • お金と仕事と健康とー作家橋本治さん | 静岡経済新聞

                    棺の仏様を見ると「羨ましい」 『他人の葬式に行って、棺の中に横たわっている仏様を見ていつも思う。「ああ、もう頑張らなくていいんだなァ」と。「死ぬとゆっくりと出来る」と私は思っているから、安らかに眠っている仏様を見ると「羨ましいな」と思う。』(橋本治著「いつまでも若いと思うなよ」新潮新書、2015年10月) 橋本治さんは1月29日71歳になる2カ月前、「羨ましい」と思っていた仏様になり、天国に旅立った。2017年の日本人平均寿命は男性約81・1歳、女性約87・3歳。平均から比べれば、71歳は死ぬには早すぎる。新聞等には「肺炎」のために亡くなったとある。 橋本さんはアルコールを口にしない。大量の喫煙、長時間の机仕事、運動不足だったが、長い間、病院と無縁の生活を送っていた。62歳のとき、脚が赤い斑点だらけになり、ふくら脛の付け根が締め付けられるように痛くなり、大学病院を受診。そこから、いままでの

                      お金と仕事と健康とー作家橋本治さん | 静岡経済新聞
                    • ほぼ日の学校・新講座予告橋本治を忘れない | ほぼ日刊イトイ新聞

                      シェイクスピア、歌舞伎、万葉集、ダーウィン。 2018年の開講以来、 古くて新しい古典に取り組んできた ほぼ日の学校が、2020年最初の講座に据えるのは 作家・橋本治さんです。 題して「橋本治をリシャッフルする」。 今年1月の早すぎる死を悼みつつ、 橋本治さんが私たちに遺してくださったものを じっくり考えていきたいと思います。 橋本治さんの作品は、 読者にどんな力を与えたのか? 橋本治さんはどんな人だったのか? 開講を前に、縁のあった方々に お話を聞かせていただきました。

                        ほぼ日の学校・新講座予告橋本治を忘れない | ほぼ日刊イトイ新聞
                      • 橋本治『完本チャンバラ時代劇講座』 - king-biscuit's CHOICE

                        完本チャンバラ時代劇講座 作者: 橋本治出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1986/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る *1 *2 ひとつの本を繰り返し巻き返し読む、ということも「読む」のひとつであることが、どうも最近は意識されにくくなっているらしい。繰り返す、反復する、というのは何かを「記憶」するためのやり方、という理解もそれには関わってきているような。ということは、ある一定の限られた時間や期間に繰り返し、反復し、という、どこか忙しくあわただしい印象がそこにはつきまとってくる。 何年も、時には何十年も間をあけて繰り返し「読む」ということだって現実にはあり得るし、そういう「読む」の効果というのも文字/活字とのつきあい方の中には含まれている。それだけ間をあければ、その時間の経緯の中で当の「読む」こちら側もまた変わってきているわけで、その変わっ

                          橋本治『完本チャンバラ時代劇講座』 - king-biscuit's CHOICE
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