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藤沢周平の検索結果1 - 3 件 / 3件

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藤沢周平に関するエントリは3件あります。 人気エントリには 『「わたしの藤沢周平」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録』などがあります。
  • 「わたしの藤沢周平」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

    NHK 「わたしの藤沢周平」製作班 編「わたしの藤沢周平」宝島社 刊 を読み終えた。 この本はNHK BSで作家・藤沢周平没後10年にあたって放送した番組の内容を編集し直したもので、さまざまな分野で活躍する人々が自分の好きなひとつの藤沢作品を選び、それを語る内容である。 私はこの番組を見た記憶がないが、内容的にはほとんどの作品が網羅されていて「蝉しぐれ」「漆の実のみのる国」「春秋山伏記」などお馴染みの35作品を39人の著名人が縦横に語っている。 私のブログ名は当初「厚狭吉亭日乗」でスタートしたが神戸ヘの引っ越しを機に「厚狭吉亭日乗・神戸残日録」と変えたがこれは藤沢作品の「三屋清左衛門残日録」の一部を借用したもので、このように私もここで語る39人にも負けず今まで殆どの作品を読んで来た。 この本を読んでいくなかで気づいたのだが、39人の内4人の方が藤沢周平と司馬遼太郎を比較して語っている部分が

      「わたしの藤沢周平」 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
    • 映画「蝉しぐれ」と作家・藤沢周平 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

      民放BSで放送された2005年の映画「蝉しぐれ」を録画して観終えた。 「蝉しぐれ」は云うまでもなく作家・藤沢周平さんの原作で、映画の冒頭 「藤沢周平氏に捧ぐ」との字幕が流れた。 「たそがれ清兵衛」など藤沢作品を多く撮った山田洋次監督の弟子とも云うべき黒土三男さんがこの映画の監督で、この映画制作の以前に放送されたNHKTV時代劇「蝉しぐれ」でも脚本を担当されていた記憶があり、云わば2回目の登板になっている。 この映画では主役の「牧文四郎」が10代目松本幸四郎さん、初恋の相手「ふく」は木村佳乃さん主演となっている。 ネタバレになりそうなので詳しくは避けるが、藩内の抗争で父を失った文四郎と、図らずも藩主の側室として跡継ぎを生んだふくとの関係を横糸に、友情や藩内抗争、父親の名誉回復などを縦糸に織り込み藤沢周平さんらしい物語が進行する。 幼い日の文四郎が一人で父の亡骸を荷車で連れ帰る苦しい坂道で、蝉

        映画「蝉しぐれ」と作家・藤沢周平 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
      • 藤沢周平を(ほぼ)ぜんぶ読む その壱 - 単純な生活

        藤沢周平の時代小説をデビュー作から順に、すべて読んでいく(ただし、歴史小説は含めない。なので、“ほぼぜんぶ”)。 幸いなことに、藤沢周平の本は現在すべて文庫で出ており、しかも絶版が1冊もないのである。 凄いことだ。 それだけ人気があるってことだろうな。 書名のあとにおすすめの★印をつけたが(★3つが最高)、まあ、気持ち的にはぜんぶ★3つなのだが。 ★★★ = 超おすすめ、ぜひ読んで! ★★ = 読んで損はない。 ★ = 余裕があれば、これも読んで。 01. 『暗殺の年輪』(1973年 / 文藝春秋刊) ★★★ 新装版 暗殺の年輪 (文春文庫) 作者: 藤沢周平 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2009/12/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 収録作品は、「黒い縄」「暗殺の年輪」「ただ一撃」「溟い海」「囮」の全5編。 読後感はすべて暗くて重い。 朝いちで

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