ワールドカップ女子が5位で大会を終えた2日後、9月8日からひっそりと始まったワールドカップバレー男子大会。今大会でのリオ五輪出場権獲得はならなかったもののロンドン五輪銅メダルの実績を誇る女子に比べて、男子は大会前の盛り上がりにやや欠けていた感は否めない。それもそのはず、出場12カ国のうち、日本男子のランキングは下から2番目の20位(日本より低いのは27位のベネズエラだけ)と、リオ五輪出場の切符を現実的な目標として戦うには期待度が低かったのだ。 石川祐希 photo by Sakamoto Kiyoshi 実際、9月8日に広島グリーンアリーナで行なわれた初戦、エジプト戦の観客数は3000人弱と、会場には空席が目立っていた。しかし、この試合をフルセットの末に競り勝つと、次戦の世界ランキング5位アメリカに対しても、敗れはしたものの1セットを奪う善戦。日本は、第3戦のオーストラリア戦、第4戦のカナ
石川祐希・イタリア武者修行インタビュー(後編) イタリア・セリエA1の強豪モデナに、3ヶ月の期限付きで留学中の全日本代表・石川祐希(※)。星城高校(愛知県)時代にはインターハイ・国体・春高の3冠を2年連続で成し遂げ、昨年は全日本代表として、アジア大会で大活躍と順風満帆の選手生活だったが、こちらではベンチを温める日々が続いていた。インタビュー・後編では、海外でプレイすることの重みや葛藤、そして、今年9月日本で開催されるワールドカップ、来年のリオ五輪についての抱負を語ってもらった。 (前編はこちら>>) ※石川祐希 191㎝/レフトアタッカー 1995年12月11日生まれ。愛知県岡崎市出身。2014年中央大学に入学。春リーグ、大学インカレで優勝しMVP受賞。東京五輪に向けた強化指定選手「Team CORE」のメンバーでもある。 爽やかな笑顔で、取材に応じてくれた石川祐希 日本のバレー選手で初め
次へワールドカップバレーでブレイク中の”NEXT4”で今大会エースとして活躍する石川祐希と柳田将洋。 photo by Sakamoto Kiyoshi 記事を読む>「空席」から「完売」へ。石川効果で盛り上がる男子バレー! ◆W杯バレーでブレイク 『NEXT4』 全写真はこちら>> ワールドカップバレーでブレイク中の”NEXT4”。中心選手となりつつある柳田将洋。 1992年7月6日(23歳)東京都出身。身長186cm/80kg。サントリーサンバーズ所属。 photo by Sakamoto Kiyoshi 記事を読む>「空席」から「完売」へ。石川効果で盛り上がる男子バレー! ◆W杯バレーでブレイク 『NEXT4』 全写真はこちら>> ワールドカップバレーでブレイク中の”NEXT4”の一角を担う高橋健太郎。 1995年2月8日(20歳)山形県出身。身長201cm/体重93kg。筑波大学3年
次へワールドカップバレーでブレイク中の”NEXT4”で今大会エースとして活躍する石川祐希。 1995年12月11日(19歳)愛知県出身。身長191cm/体重74kg。中央大学2年。 photo by Sakamoto Kiyoshi 記事を読む>「空席」から「完売」へ。石川効果で盛り上がる男子バレー! ワールドカップバレーでブレイク中の”NEXT4”で今大会エースとして活躍する石川祐希。 1995年12月11日(19歳)愛知県出身。身長191cm/体重74kg。中央大学2年。 photo by Sakamoto Kiyoshi 記事を読む>「空席」から「完売」へ。石川効果で盛り上がる男子バレー! ワールドカップバレーでブレイク中の”NEXT4”で今大会エースとして活躍する石川祐希と柳田将洋。 photo by Sakamoto Kiyoshi 記事を読む>「空席」から「完売」へ。石川効果で
中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari 坂本 清●写真 photo by Sakamoto Kiyoshi ワールドカップバレー男子大会(9月8日~23日)、日本は5勝6敗・勝ち点16の6位で幕を閉じた。成績としては1995年大会の7勝4敗5位以来の好成績となる。99年、2003年、2007年が3勝、2011年が2勝。実に20年ぶりに5勝以上をあげた大会だった。 個人の成績を見ても、ベストスコアラー4位に清水邦広(パナソニック)、8位に石川祐希(中央大)、ベストスパイカー(決定率)4位が石川、8位が清水、ベストサーバー5位に柳田将洋(サントリー)、ベストセッターランキング1位が深津英臣(パナソニック)、ベストディガー2位が永野健(パナソニック)、10位に石川と、6位というチームの躍進もうなずける内容だ。 今大会でチームの顔となった石川祐希。リオ五輪出場 のため、さら
中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari坂本 清●写真 photo by Sakamoto Kiyoshi ワールドカップバレー男子大会、全日本はこれまで5戦を終えて3勝2敗。すでに前大会(2011年)の2勝を超えた。世界ランキングで見ると、日本(20位)にとって、ベネズエラ(27位)以外の出場国はすべて格上となり、この成績は上々といえよう。現在、首位を走るアメリカからセットを取ったのは、ロンドン五輪銅メダルのイタリアを含め、日本が唯一である。 好調の要因は、何と言ってもNEXT4(※)のうち、2人のサイドアタッカー石川祐希(中央大)と柳田将洋(サントリー)だ。石川はベストスパイカーで8位、ベストディガー(スパイクレシーブ)で13位、ベストレシーバーで16位と、どのプレーでもまんべんなく活躍。柳田はサーブを武器に、相手を崩してポイントを重ね、着実に全日本の中核選手とな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く