「赤いきつねと緑のたぬき〜♪」というCMソングでおなじみのカップ製麺「赤いきつね」と「緑のたぬき」(東洋水産)。1978(昭和53)年に「赤いきつねうどん」が登場し、その後1980(昭和55)年に「緑のたぬき天そば」が発売されて以来、武田鉄矢の出演するCMと共に日本中で愛されてきた商品だ。 【熱々の美味しさがが伝わるネーミングに】 日本人なら誰もが一度は口にしたことがあるだろう「赤いきつね」と「緑のたぬき」だが、なぜ「きつねは赤」で「たぬきは緑」なのか? そのネーミングの由来はあまり知られていないのでは。 東洋水産によると、「赤いきつね」は「開発当初は熱々の美味しさが伝わるようにと、『赤いきつねうどん』という名で発売される予定」だったという。しかし「店頭で目立ちシズル感のある『赤』を基調としたデザインが採用されることになり、商品名もユニークでインパクトのある『赤いきつね』に決まりました」と