非公開のCDN料金について 古くからの大手事業者(Akamai、Limelight等)は、非公開の料金を続けています。このひとつの理由は、技術系設備サービスにありがちな以下の構造にあります: 既存顧客:高い単価で契約している 新規顧客:CDNの配信原価は毎年下がり続けており、新規顧客の獲得にはそれなりの単価提示が必要である この結果、同程度の配信量でありながら、ユーザにより契約単価が10倍違うということも珍しくありません。 契約更新 契約更新における単価の見直し(他社への見積もり依頼)は必須であると言えます。交渉の目安としては1年あたり10%程度です。そして、いままで単価交渉を行っておらず5年ぐらい単価が変わっていない場合であれば、半額程度のディスカウント交渉を行うことも無理ではありません。また、米国における調査では、PB以上の大口契約かつ契約配信量が増えるという前提で、数十%の単価値下げ