2010年3月、産業構造審議会分科会 情報システム・ソフトウェア小委員会において、「第三者による検証・妥当性確認のフレームワークの必要性」が示されました。 これを受けて、IPA/SECではソフトウェア品質監査制度(仮称)の制度化に向けた部会を運営し、2010年度から2012年度にかけてソフトウェアの品質説明力を強化する枠組みの制度化に向けて検討を進めています。 ソフトウェア品質監査制度(仮称)は、専門知識を有する中立的な立場である第三者が、既存の制度でカバーできる範囲についてはその妥当性や結果の確認を行い、カバーできない範囲については本制度で定めた審査基準により妥当性や結果の確認を行うものです。 本報告書は、2010年11月から2011年6月までに行ったソフトウェア品質監査制度(仮称)の制度化に向けた部会での有識者による討議をまとめたもので、制度の構築に向けた検討の中間報告となります。