コロナ禍で、地球温暖化問題は棚に上げられてしまっている感がある。 感染症をコントロールできない人類が、地球規模の環境問題をコントロールできるとも思えない……。 感染症では、人間の敵はウイルスや細菌だが、地球環境問題では、自然界の敵は人間になっている。 立場が逆転するわけだ。皮肉な話。 さて、「人為的二酸化炭素排出より、地球システムの炭素循環の方が大きい」とする、鎌田教授(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)のコラム記事。 鎌田浩毅の役に立つ地学:地球温暖化はCO2排出量増加だけでは説明できない理由 「炭素循環」とは何か | 週刊エコノミスト Online 実は、大気中の二酸化炭素濃度は、地球内部での炭素の循環や、大気と海洋の間での炭素のやりとりなど、複雑な相互作用によって決まっている。 二酸化炭素濃度を議論する際には欠かせない理解だが、あまり多くの人には知られていない。 大気中の二酸化炭
「co22014021410111011.mp3」をダウンロード 元気の良い女性の気象予報士がテレビでとんでもないことを言っているので、このシリーズを始めたのだが、その時に私が「気象予報士は地球が誕生した時にCO2が95%だったことを知らないのかな?」と言ったら、ある人が「気象予報士は文科系の人が多くて、地球の歴史など勉強していない」と言われたので、CO2を削減すると、地球の歴史から言うとどういうことが起こるのか、知ってもらいたいと思って、この記事を書いた。 太陽系が誕生した時、金星、地球、火星は同じような岩石型惑星として生まれたので、その大気は3つともCO2が95%だった。ところが地球だけは生物が誕生したので、CO2が消費され、今ではわずか0.04%になってしまった。 CO2は生物の生命のもとだから、このままのペースで減少すると、3000万年後には地球の生物は絶滅する。3000万年と言う
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く