「狼と香辛料」の支倉凍砂がVRコンテンツに挑む。VR的叙述トリックも盛り込んだ「Project LUX」体験レポート&インタビュー ライター:箭本進一 「狼と香辛料」「マグダラで眠れ」といった人気作品で知られる小説家の支倉凍砂氏が,自ら立ち上げた同人サークル・Spicy Tailsで「Project LUX」(プロジェクト・ルクス)と題するVRコンテンツを制作している。2016年末の発売を目指して開発が進む本作では,VRでありながら物語的な構造を持つ「マルチエンドVRアニメ」という新たな試みが行われているという。 4Gamerでは,さっそくそのプロトタイプを体験させてもらったうえで,支倉氏に話を聞かせてもらった。 「Spicy Tails」公式サイト VRコンテンツの常識を覆す「物語型」コンテンツ Project LUXの舞台は,人類の大半が電脳化した世界。エンターテイメントすら自動で生成