5月のある日、京都市に住む大学職員、近藤令子さん(47)は、はたと気が付いた。息子(8)の小学校では毎日、読書の宿題が出るのだが、本を準備してやるのを忘れていた。どうしよう。「じゃあ、しばらく私が書こう」 以前から考えてはいた。人生も後半戦。シングルマザーとして日々精いっぱいの自分が、一人息子に残してやれるものは何だろう、と。「生まれた日のことを書こう。読んで幸…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く