【ワシントン時事】米CNNテレビなどは8日までに、トランプ大統領が住んでいたニューヨークの高層ビル「トランプ・タワー」内にスペースを賃借することを、国防総省が検討していると報じた。 核ミサイル発射用の通信機器が入ったかばん「核のフットボール」を持つ職員ら「必要な要員と機材」を常時、大統領のそばに置くためという。 トランプ・タワーには今も、ファーストレディーのメラニア夫人と息子のバロン君が居住。少なくともバロン君の学年度が終わる6月まで、トランプ氏はワシントンに単身で住む予定で、ニューヨーク訪問時は同タワーに滞在する可能性がある。 国防総省の報道担当官はニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に「職務上の必要性に対応するため、トランプ・タワーでの限られたスペースの賃借について、適切なチャンネルを通じ作業している」と説明した。オバマ前大統領の地元シカゴでも、同様の措置を講じていたという。 C