23日、千葉県君津市で、国道のトンネルの天井を覆っていた長さ20メートル、重さ23トン余りのモルタルが剥がれ落ちました。当時通行していた車はなく、けが人はいないということです。このトンネルは、3年前の山梨県の笹子トンネルの事故を受けて、千葉県が天井の補修工事を進めていて、県が原因を詳しく調べています。 剥がれ落ちたモルタルの重さは23.5トンに上り、当時は工事のため片側通行になっていましたが、通行していた車はなくけが人はいませんでした。 このトンネル内の道路の道幅はおよそ6メートルで、3年前に山梨県の中央自動車道の笹子トンネルで起きた天井板の崩落事故を受けて、安全点検を行ったところ、天井や壁を覆うモルタルの老朽化が明らかになったため、去年から古いモルタルを削って新たに吹きつける補修工事を進めていました。今回剥がれ落ちたのは、この工事で新たにモルタルを吹きつけた部分で、県はトンネル付近を通行