2020年開催予定の東京オリンピックなど多数のロゴを手がけた有名デザイナーが、「パクリ?」疑惑の渦中にあります。 結果が既存の何かと偶然似てしまうことは、当然ありえます。 何があれば、デザイナーは身の潔白を示すことができるのでしょうか? (2015年8月20日、わかりやすくする目的での若干の加筆と修正を行いました) 「参考にする」自体は、デザインの「ふつう」既存の作品・似たようなコンセプトの作品を参考にすること自体は、デザインの「ふつう」です。 とはいえ、既存のありとあらゆる作品をチェックすることは不可能なので、知らなかった作品に偶然似てしまうことまでは避けられません。 では、「参考にする」は、デザインのプロセスのどのあたりで行われるのでしょうか? 「参考にする」とすれば、デザインのごく初期段階グラフィックデザインでは、デザイナーはまず、クライアントからの要望の聞き取りを行います。実際のク