日本でもアニメのキャラクターなどへの「二次元萌え」で他人との恋愛に興味を示さない人、というのは一定数いる。しかし米国の大学教授らはこうしたデジタルのアバター、機械的なセックスマシンによるヴァーチャル恋愛、「デジタルセクシュアリティ」が人間同士の恋愛を超える日は近い、という論文を発表した。 論文を書いたのはマニトバ大学研究員のニール・マッカーサー氏、ウィスコンシン大学教授マーキー・ツイストの両氏。マッカーサー氏はこうした傾向をホモセクシャル、バイセクシャルなどと同様に「デジセクシャル」と名付け、その定義として「デジセクシャルとはセックスロボットやバーチャルリアリティーのポルノのような没入型の体験を自らのセクシャル経験として捉え、人間のパートナーとの肉体的接触や親しい関係を求めない人々を指す」という。 マッカーサー氏とツイスト氏は「セクシャリティの未来」をテーマに共同研究を続けてきた。その中で