大規模な洪水に見舞われたパラグアイの首都アスンシオンの地区で、家財道具を回収しようとする地元住民(2015年12月24日撮影)。(c)AFP/NORBERTO DUARTE 【12月25日 AFP】南米のパラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイが大規模な洪水に見舞われ、クリスマスイブの24日、3か国で計5人が死亡、計15万人近くが自宅退避を余儀なくされた。 当局によると、パラグアイだけで約13万人が避難生活を強いられてる。オラシオ・カルテス(Horacio Cartes)大統領は非常事態を宣言し、災害対策基金から350万ドル(約4億2000万円)余りの拠出を決めた。 死者のうち3人は同日未明、パラグアイの首都アスンシオン(Asuncion)とブラジルの国境の町フォス・ド・イグアス(Foz de Iguazu)を結ぶ国際幹線道路を走行中、乗っていた車に倒木が直撃した。アスンシオンでもバイクに乗っ