こんにちは、石井です。 本日は、尊敬と畏怖を込めて、個人的に強く憬れるデザイナーを追いかけてみたいと思います。 日本におけるDTP(デスクトップパブリッシング)の先駆者として変革をもたらし、今も多くのデザイナーに影響を与え続けているグラフィック/エディトリアルデザイナー、戸田ツトム 。1970年代の写植時代からスタートし、パソコンによる組版のデザインに移行した1990年代までの氏の膨大な仕事をまとめた作品集「D-ZONE エディトリアルデザイン 1975-1999」を軸に、関連書籍をご紹介します。 本書「D-ZONE エディトリアルデザイン 1975-1999」のページをめくると、おびただしい量の本、本、本。装丁やエディトリアルデザインを担当した書籍と、戸田氏本人によるコメントやインタビューがぎっしりと掲載されており、その設計思想やデザイン哲学を余すことなく読み解くことができます。さらには