日替わり定食「焼き豚丼」=山本晋撮影世界一美しい発射場と言われている種子島宇宙センターを一望できる=山本晋撮影 【山本晋】H2Bロケットを4日に打ち上げた種子島宇宙センター(鹿児島県)。本番を3日後に控え見物に訪れた家族連れでにぎわう食堂をたずねた。 H2B特集ページはこちら 種子島東南端の海岸線に面する日本最大のロケット発射場の中にセンターの食堂はある。2005年から6年間、無人補給船「こうのとり」を担当し、1週間に5、6回は食堂を利用したという宇宙航空研究開発機構(JAXA)広報部の坂下哲也さん(49)に話を聞いた。 ――ネット上では、カツカレーがおいしい、との評判です。坂下さんも、こうのとり担当時代はカツカレーを食べていたのですか。 「実は、打ち上げ前にカツカレーは食べませんでした。以前にJAXA職員とメーカー関係者の20人ほどでチームを組み、こうのとりに荷物を積み込む仕事を