拍手の音の主な正体は、両手がぶつかりあう音ではない――。そんな驚きの事実を米日の研究チームが明らかにした。空きびんの飲み口に息を吹き込んだときに音が鳴るのと同じ現象だという。成果は米科学誌フィジカル…

アルミホイルで電磁波は遮断できるのか気になったので、本当に電磁波を遮断する効果はあるのか、巻き方や素材による変化はあるのか、電磁波の周波数によって違いはあるのかなどをいろいろ検証してみました。また効果の高い電磁波遮断手法を実際に試してみることで問題点を洗い出し、日常生活で無理なく電磁波遮断をする方法も模索してみました。意外な結果もあるのでぜひ最後までご覧ください。 On the Effectiveness of Aluminium Foil Helmets: https://mozai.com/writing/not_mine/aluminium_helmets_research.pdf 光・電波伝送入門: https://amzn.to/4k6y49G アルミホイル: https://amzn.to/4kd0y1N Tシャツ販売中: https://grove.store/colle
理化学研究所(理研)仁科加速器科学研究センター 核構造研究部の大塚 孝治 客員主管研究員(東京大学名誉教授)、東京大学 大学院理学系研究科附属原子核科学研究センターの角田 佑介 特任研究員、筑波大学 計算科学研究センターの清水 則孝 准教授らの共同研究グループは、量子論に基づいて、原子核の形と回転に関する新たな理論体系を提示しました。 この成果は、70年近く信じられてきた原子核の形状と回転の描像とは異なり、教科書の書き換えにもつながるものです。 多くの原子核の形は球形ではなく、楕円体に変形しています。球形から大きく変形した原子核では、断面の一つが円形であるラグビーボール型の軸対称変形[1]が起きるとされてきました。 本研究では、量子論と核力[2]の性質に基づいて原子核の変形の様子を解き明かしました。多くの原子核では三つの主軸の長さが全て異なる楕円体となっており、どの断面も円形にならないアー
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 米コーネル大学が運営する「arXiv」は、物理学や数学、コンピュータサイエンスなどの論文を無料で公開・閲覧できる英語ベースのプレプリントサーバだ。査読前にいち早く世界に論文を共有できるという利点を持つ。arXivは単にPDFとして保存されているだけなので一方的な閲覧に限られるが、今回紹介するサービス「alphaXiv」は、各論文を介してWebブラウザ上で質問や議論ができる。 利用する際には、各論文URLの「arxiv」を「alphaxiv」に変えるだけで開始できる気軽さもうれしい。ユーザーインタフェースは、左が元の論文、右が入力や出力ができる
By CERN 欧州合同原子核研究機関(CERN)の研究チームが執筆した「CERNの反物質工場からの陽子輸送(Proton transport from the antimatter factory of CERN)」というタイトルの論文が2025年5月14日にNatureに掲載されました。論文によると、CERNは約100個の陽子をトラックに積載して3km以上の輸送に成功したとのこと。将来的に、反物質を高度な設備を備えた別の研究施設へ輸送できるようになることが期待されています。 Proton transport from the antimatter factory of CERN | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-025-08926-y CERNの反陽子減速器では反水素原子や反陽子ヘリウム原子といった反物質を作り出すことが可能
巨大地震の発生が懸念されている日本海溝などの地形を調査するために改造されたJAMSTEC=海洋研究開発機構の無人探査機「うらしま」が、12日、神奈川県横須賀市で報道関係者に公開されました。 公開されたJAMSTECの無人探査機「うらしま」は、全長10.7メートル、幅1.3メートルで、2009年から運用され、海底の精密な地形図の作成などに活用されてきました。 これまでは水深3500メートルまでしか探査できませんでしたが、より幅広い海域を調査するため、今回、耐圧を高める改造を行った結果、水深8000メートルまで潜ることができるようになりました。 これにより、巨大地震の発生が懸念されている日本海溝を含む、日本のEEZ=排他的経済水域のほぼ全域を探査できるようになるということで、早ければ来年度にも本格的な運用を開始するということです。 JAMSTEC技術開発部の中谷武志グループリーダー代理は「東日
女性セブン【公式】 @joseiseven 宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも j7p.jp/139562 #宇多田ヒカル #量子力学 #CERN #女性セブン #女性セブンプラス 2025-04-27 21:01:20 リンク 女性セブンプラス 宇多田ヒカルが「量子力学」に夢中 世界最大規模の素粒子物理学施設CERNを訪問し「コーチェラよりうれしいかも」楽曲作りのインスピレーションを得ることも (1/2)| 女性セブンプラス 頭にはしっかりとヘルメットをかぶり、巨大な研究機器を見上げて目をらんらんと輝かせるのは、希代の歌姫・宇多田ヒカル(42才)。彼女が少女のような表情を見せたのは、 (1/2) 1 user 109 WIRED.jp @wired_jp 宇多田ヒカル「CE
台湾の沖合の海底で見つかった人類の化石を、東京大学などの研究グループが分析したところ、現在の人類と共存していた異なる系統の人類、デニソワ人のものだったと分かりました。研究グループではデニソワ人がアジア中に広く暮らしていたことが分かる貴重な発見だとしています。 この化石は、台湾の澎湖諸島沖合の海底から見つかった人類の下あごのもので、およそ19万年前よりも新しいものの、どの人類のものかわかっていませんでした。 今回、東京大学や総合研究大学院大学などの研究グループが化石からたんぱく質を取りだしてアミノ酸の配列を分析したところ、特徴的な変異が2か所見つかり、化石は旧人のデニソワ人の男性のものだと分かったということです。 デニソワ人は現在の人類のホモ・サピエンスやネアンデルタール人と共存していた、異なる系統の人類で、ホモ・サピエンスとも交雑していたことが分かっています。 デニソワ人の化石が確認された
April 11, 2025 森元良太『統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点』 森元良太『統計学再入門 科学哲学から探る統計思考の原点』(近代科学社、2024年)は、フィッシャー流の検定とネイマン=ピアソン流の検定の間の論争を原典を参照しつつ、言葉遣いに注意をはらいながら整理するという点で、類書がない本であり、勉強になる点が多い。統計的検定を使う時に感じる「うしろめたさ」や「モヤモヤ感」の正体を明らかにしようということで、さまざまな「うしろめたさ」「モヤモヤ感」の候補がいろいろと考察されていく。著者の指摘する「うしろめたさ」「モヤモヤ感」がピンとくる人にとってはうまくはまる本なのかもしれない。 ということで、十分読むに値する本だとは思うのだが、気になる箇所もある。そこで、読みながら気になった点についていつものように大小関係なくコメントしていきたい。なお、統計学の哲学そのものについて
水深230メートル近い海底で発見された、巨大なカイメンとイソギンチャクの集団。ここはつい最近まで、南極のジョージ6世棚氷の下に隠れていた。 (Photograph by ROV SuBastian / Schmidt Ocean Institute) 1月13日、南極大陸の広大なジョージ6世棚氷から、屋久島ほどの広さの氷山が分離したとき、近くに居合わせた調査船はすぐに現場に向かった。これまで誰も見たことのない、むき出しになった棚氷の下の海底を調査するためだ。ちょうど、世界最大の岩を動かして、その下に潜んでいた生きものたちを観察するように。(参考記事:「南極で巨大氷山の誕生を目撃、山手線内側のほぼ倍」) 太陽の光が降り注ぐ浅瀬から、漆黒の深海、時には海底火山まで、海のなかにはあらゆるところに生命が存在している。米シュミット海洋研究所の調査船ファルコー2号に乗っていた調査団は、氷の下にもきっと
【ワシントン共同】英科学誌ネイチャーは、米国の科学者を対象にした調査で、回答した約1600人の75%が欧州やカナダなどへの出国を検討しているとの結果を公表した。トランプ政権が政府支出削減策の一環として、研究費や科学者を含む連邦職員の削減を強引に進めていることが背景にある。若手ほど割合が高く、将来に不安を抱く実態が明らかになった。
北斗七星方向から謎の電波 2時間おき、矮星の連星から届く―電波望遠鏡で発見・国際チーム 時事通信 社会部2025年03月17日14時36分配信 赤色矮星(わいせい)と白色矮星の連星(左上)から電波が2時間おきに地球に届くイメージ図(英オックスフォード大提供) 北斗七星の方向から約2時間おきに30秒から90秒間届く謎の電波の発信源は、地球から約1600光年離れた所にある赤色矮星(わいせい)と白色矮星の連星だと分かった。オランダ電波天文学研究所や英オックスフォード大などの国際研究チームが解明し、17日までに英天文学誌ネイチャー・アストロノミーに発表した。 仁科賞に下浦氏ら3氏 中性子や超伝導、スピン研究 周期的な電波の発信源では、強い磁場を持ち、高速回転する中性子星が「パルサー」として知られるが、その周期は長くても数秒程度。中性子星は質量が大きい恒星が寿命を迎えて超新星爆発を起こした後に残る天
組織のリーダーや起業家の脳内に“それ”はいるのかいないのか。公立鳥取環境大学学長の小林朋道さんは「ネコ科動物を本来の最終宿主とするトキソプラズマという寄生虫が約3人に1人のヒトの脳内に休眠中の蛹のような状態で入り込んでいることが明らかになっている。詳細は現在研究中だが、感染者は大胆・活発になり、リーダーや起業家などになる割合が高いとも言われている」という――。 ※本稿は、小林朋道『ウソみたいな動物の話を大学の先生に解説してもらいました。』(協力・ナゾロジー、秀和システム)の一部を再編集したものです。 3人に1人の割合で我々ホモサピエンスの脳内にも入り込んでいる トキソプラズマという寄生虫はネコ科動物を本来の最終宿主とする原虫です。 原虫というのはアメーバやゾウリムシなどを含む単細胞の微生物の一分類群でマラリア原虫などが有名ですが、トキソプラズマは自分自身が増えるため、ネズミやヒト、オオカミ
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 イタリアの研究機関「CNR Nanotec」などに所属する研究者らが発表した論文「Emerging supersolidity in photonic-crystal polariton condensates」は、レーザー光と物質の相互作用を利用して、「超固体」と呼ばれる特異な物質状態を実現することに成功した研究報告だ。 超固体とは、固体のように規則正しい結晶構造を形成しながらも、液体のように摩擦なく流れるという不思議な性質を持つ。 この超固体の存在は50年以上前に理論的に予測されていたが、実験で確かめられたのはごく最近のことだ。これまでの実験は主に
博士(理学) @scitechjp 日本の国立大学の法人化、まじで何考えてんだってレベルで愚策中の愚策だよ。2004年に突っ込んだこの制度、大学の「自由度を高める」とか「競争力をつける」とか言ってたけど、結果はどうよ?ただの予算削減の言い訳にされて、研究も教育もガタガタじゃん。国が金を出さなくなって、大学は自分で稼げっ 2025-02-24 23:41:49 博士(理学) @scitechjp て丸投げ。教授は研究そっちのけで資金調達に奔走、学生は高い学費に喘いでる。挙句の果てに、企業みたいな経営効率ばっか求められて、学問の場が金儲けの場に成り下がった。国立大学って本来、国の未来を支える知の拠点だったはずなのに、今じゃ短期的な成果主義に縛られて、基礎研究とか長期的な視点 2025-02-24 23:42:09
ノーベル経済学賞の受賞者であり、世界的に大きな影響力のあるジョセフ・スティグリッツ。ドナルド・トランプ米大統領の政治は「進歩の終わり」をもたらす──「プロジェクト・シンジケート」への寄稿で、彼はそう警告している。 大きな進歩は簡単に起きない 35年前、ヨーロッパで共産主義が崩壊し、世界は時代の激変を経験した。フランシス・フクヤマが、その時代の節目を「歴史の終わり」と評したのはよく知られている。それは、すべての社会がいずれはリベラル・デモクラシーと市場経済に行き着くという予言だった。それがいかに的外れの予言だったのかをあげつらうのも、いまではすっかり陳腐な常套句となった。 ドナルド・トランプと「MAGA(米国を再び偉大な国にする)」運動が復権を果たしたいま、時代はむしろ「進歩の終わり」を迎えていると言うべきかもしれない。 私たちの多くは、進歩を当たり前のものだと思い込みがちである。だから、2
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