■中国のサイバー攻撃“疑惑”、ついに決定的な証拠 先日、米司法省は中国人民解放軍の将校5人をコンピューターの違法侵入による産業スパイなどの罪で起訴しました。中国のサイバー攻撃、サイバースパイ疑惑は以前からあったもので珍しい話ではありませんが、ほとんどの場合、決定的な証拠はないというのが現実です。中国政府は「サイバー攻撃の被害が最も深刻なのは中国」だと主張、中国は加害者ではなく被害者。欧米の批判はでっちあげだとの反論を繰り返してきました。 ところが今回は将校5人の名前、顔写真までばっちり抑えている上に、証拠を固めて起訴にまで持ち込んでいます。サイバー攻撃は攻撃者の身元を確かめることがきわめて困難です。米国はいったいどんな魔法を使ったのでしょうか? ■サイバー将校様のアヴァンギャルドすぎる失敗 米国のスーパーハッカーが実力を発揮したのか、それとも中国からのリークがあったのか。 などと想像してい