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2009年9月11日のブックマーク (8件)

  • つくばリポジトリ

  • 戦争はなぜ起こるか4 時刻表と第一次世界大戦 - リアリズムと防衛を学ぶ

    戦争はなぜ起こるか―目で見る歴史 (1982年) 作者: A.J.P.テイラー,古藤晃出版社/メーカー: 新評論発売日: 1982/08メディア: ? クリック: 3回この商品を含むブログを見る「戦争はなぜ起こるか」はテイラーという有名な史家が書いた著作です。原題は「HOW WARS BEGIN」。中身はタイトルの通り、戦争がいかに開始されるかを書いています。フランス革命戦争から冷戦までの主だった戦争を取り上げています。 このは読み物としても面白く、多くの示唆を与えてくれます。戦争の原因は百万通りもあるとしても、その中で「錯誤」と「不合理」が含まれないものは一つもないようです。 前回の普仏戦争の記事では、ビスマルクを取り上げました。ビスマルクは戦争政治の手段として見事に制御しました。ところが今回の第一次世界大戦では、戦争の論理が政治を動かし、ヨーロッパ全域を空前の大戦争に追いやりました

    戦争はなぜ起こるか4 時刻表と第一次世界大戦 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 戦争はなぜ起こるか3 普仏戦争の場合 - リアリズムと防衛を学ぶ

    戦争はなぜ起こるか―目で見る歴史」はテイラーという有名な史家が書いた著作です。原題は「HOW WARS BEGIN」。中身はタイトルの通り、戦争がいかに開始されるかを書いています。フランス革命戦争から冷戦までの主だった戦争を取り上げています。 前回はこのから「フランス革命戦争」と「クリミア戦争」の項を取り上げました。このは読み物としても面白く、多くの示唆を与えてくれます。戦争の原因は百万通りもあるとしても、その中で「錯誤」と「不合理」が含まれないものは一つもないようです。もし例外があるとすれば、今回とりあげるビスマルクくらいのものでしょう。 「普仏戦争」の頁では、二国の対称的な態度が興味をひきます。プロシアが冷静かつ打算的に戦争を望み、開戦に持ち込みました。他方のフランスは、戦争を回避する機会がありながら、プライドのためにそれを逃し、無計画に開戦しました。 この普仏両国の差から、学べ

    戦争はなぜ起こるか3 普仏戦争の場合 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 戦争はなぜ起こるか2 マスコミと戦略が起こしたクリミア戦争  - リアリズムと防衛を学ぶ

    戦争はなぜ起こるか―目で見る歴史 (1982年)はテイラーという有名な史家が書いた著作です。原題は「HOW WARS BEGIN」。中身はタイトルの通り、戦争がいかに開始されるかを書いています。フランス革命戦争から冷戦までの主だった戦争を取り上げています。 何せテイラーの著作ですので、読み物としても面白く、多くの示唆を与えてくれます。戦争の原因は百万通りもあるとしても、その中で「錯誤」と「不合理」が含まれないものは一つもないようです。 前回はこのの「フランス革命戦争」の項を取り上げました。(前回) 今回は「クリミア戦争」です。私のような日人にはあまり馴染みのない戦いですが、ナイチンゲールが活躍したことで有名です。 ”遠因”だけで起こった戦争 もっとも弱い国からの宣戦布告 政府は平和を望んでいたのに、市民と新聞が戦争に突き進んだ 戦争を招いた戦略と思想の対立構造 構造とマスコミが国民を戦

    戦争はなぜ起こるか2 マスコミと戦略が起こしたクリミア戦争  - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 「戦争はなぜ起こるか」 1 フランス革命戦争の場合 - リアリズムと防衛を学ぶ

    戦争はなぜ起こるか―目で見る歴史 (1982年) 作者: A.J.P.テイラー,古藤晃出版社/メーカー: 新評論発売日: 1982/08メディア: ? クリック: 3回この商品を含むブログを見る「戦争はなぜ起こるのか」はテイラーという有名な史家が書いた著作です。原題は「HOW WARS BEGIN」。中身はタイトルの通り、戦争がいかに開始されるかを書いています。フランス革命戦争から冷戦までの主だった戦争を取り上げています。 何せテイラーの著作ですので、読み物としても面白く、多くの示唆を与えてくれます。戦争の原因は百万通りもあるとしても、その中で「錯誤」と「不合理」が含まれないものは一つもないようです。 今回はこのから「フランス革命戦争」の項を取り上げます。 戦争をする気はなかったのに、戦争を開始した 「解放」のための戦争 「解放者」と「いきのよい政治家」には注意 関連 戦争をする気はなか

    「戦争はなぜ起こるか」 1 フランス革命戦争の場合 - リアリズムと防衛を学ぶ
  • 「忘れた記憶」も脳には存続:実験で実証 | WIRED VISION

    前の記事 ヤモリの切断しっぽは「環境に応じて複雑に反応」:その仕組みは 「忘れた記憶」も脳には存続:実験で実証 2009年9月10日 Brandon Keim Image: Dumbledad/Flickr。サイトトップの画像は「拡散テンソル画像(DTI)による脳の断面図」(Wikimedia Commons)。共に、記事でとりあげた研究とは無関係 できれば覚えておきたいと思っていた事柄や人物を忘れてしまった経験のある人には、ちょっとした慰めになりそうだ。その記憶は意識からは隠れているものの、無くなってはいない可能性があるというのだ。 大学生を対象にして行なわれた研究では、学生たちが忘れたと思っていた記憶に該当する活動パターンが脳画像で検出された。 「脳に情報が残っているとしても、その情報に常にたどり着けるわけではないのかもしれない」と述べるのは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の

  • ジャーマン式リコーダーの秘密

    2つの方式の謎 30代前後の多くの方に、小学校で、ハーモニカに次いでリコーダーを習った記憶があるのではないでしょうか。 実際、1960~1970年代、足踏み式オルガンとリコーダーが急速に普及しました。 その後ピアニカなどを導入する小学校もあったようですが、現在でもリコーダーは器楽教育の中心です。 かくいう私も大好きでよく吹いていましたし、当時のリコーダーは今でも手元にあります。 ところが、その後アルト・リコーダーを吹くようになったときに、指遣いでとまどいを感じました。 同じ指穴をふさいだときにソプラノより5度低い点はいいとして、H や B を出すための指遣いが、ソプラノの Fis や F のそれと異なるのです。 そして、小学校でハ長調の曲ばかり吹いていたわけではないのに、Fis の指を知らなかったことにも気づきました。 調べてみると、高い方の Fis を吹くときは、右手の人指し指と薬指を上

    tinuyama
    tinuyama 2009/09/11
    「初心者が初心者のままで終わることを前提とした話のように感じます」
  • 日本人入門 - kom’s log

    先週の私はドイツに来て10周年であり、10度目の誕生日でもあった。私の誕生日を祝う友人たちとイタ飯屋でさんざん飲みいしたあとに、じゃあもう一軒、ということで街の中心にある広場に向かった。中世の雰囲気を残す石畳の広場には、我々がよく集う飲み屋がある。その飲み屋の前にある街灯に古い型の自転車が立てかけてあり、フレームには日の丸がぶら下がっていた。どこの日人だ、こんなアホなことしているのは、と私はいいかげん酔っ払っている友人たちにいった。すると彼らは、おもしろい自転車だし写真でもどうだという。そこで私は自転車にまたがった。友人たちは揃ってケータイのシャッターを切りまくっている。そうこうしているうちにどこからともなく封筒を渡された。なんじゃこりゃ、やっとプレゼントかね、とぶつぶついいながら封を切ってみたら自転車の鍵が入っていた。私がまたがっていた日の丸自転車は、私への誕生日プレゼントだったので

    日本人入門 - kom’s log