TVや漫画をきっかけに 将棋の世界にハマる女子2013年07月15日16時00分 男性中心だった将棋界に女子が進出し、様相を一変させている。 プロの対局の観戦に押しよせ、自らも指す。名人戦の前夜にはホテルで「前夜祭」が開催され、会場にはオシャレをした女子であふれかえる。翌日対戦する森内俊之名人と羽生善治三冠の前には、写真撮影や握手を求めて長蛇の列ができた。こうした熱心な「将棋女子」たちに、将棋にハマったきっかけを聞いた。 前夜祭会場にいた女性会社員(38)が将棋の世界に惹かれたのは、数年前のNHK番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で羽生、森内両氏の特集を見てからだ。 「一戦一戦のお2人の心理状態などが克明に、実にわかりやすく描かれ、感動しました」 特に勝負どころになると、毎回、震えが止まらなくなる羽生氏の様子に胸を熱くした。この世界をもっと知りたいと猛烈な勢いで情報を集め始めたと