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2017年2月20日のブックマーク (1件)

  • 海と共に生きる愛媛の町「三津」 - SUUMOタウン

    著: 田丸雅智 ショートショートという短くて不思議な小説を専門に書く「ショートショート作家」を名乗り活動している。職業柄か、取材などをしていただく際、作家としてのルーツはどこにあるかと聞かれることがある。そういうとき、ぼくはこう即答する。自分のルーツは故郷・愛媛県にある、と。もっというと、松山市にある海の町・三津(みつ)にある、と。 両親が共働きだったぼくは、小さいころ、祖父母の仕事場に預けられることが多かった。自営業で船の造船関係の仕事をしていた祖父母の仕事場があったのが、三津という町だった。 三津はかつて主に漁業で栄えた漁師町だ。ぼくが育った20年以上前の三津もまた、その面影をまだまだ残した場所だった。 よく、リヤカーを引いた魚屋の老婆が回ってきていた。ぼくはリヤカーを見つけると駆け寄って、覗きこむのが好きだった。ぎっしり氷の詰められた白い発泡スチロールには、アジやサバ、タチウオやハギ

    海と共に生きる愛媛の町「三津」 - SUUMOタウン
    tktomi
    tktomi 2017/02/20