タグ

2018年2月18日のブックマーク (8件)

  • 『素晴らしき日々』考察―この物語は、あらゆる人を救うための物語―(28438文字) - 古明堂

    ・ブランド:ケロQ ・シナリオ:すかぢ ・公式サイト:http://www.keroq.co.jp/suba/index.html 素晴らしき日々という、ゲームがある。 2010年に発売された美少女ゲーム、所謂エロゲーと言われるものですが、これは僕の価値観を大きく変えたものでした。 また、この考察はウィトゲンシュタインの論理哲学論考をベースとして素晴らしき日々が成り立っている、という前提がある。 つまり、ウィトゲンシュタインの話が唐突に出てくるのだが、そこは承知でお願いしたい。 非常に素晴らしいのでクリアしてから見てもらえると幸いです。 というわけで、以下考察。 ※12月16日「雑記(ちょっと思ったこと)」に追記しました。 ネタバレ注意。 終ノ空 作中で何度も語られる「終ノ空」。 では、この「終ノ空」とは一体何を指しているのだろうか。 「そう・・空に・・還す・・その宇宙の名は・・」 「世界

    『素晴らしき日々』考察―この物語は、あらゆる人を救うための物語―(28438文字) - 古明堂
  • udkの雑記帳 - 恋愛ゲームシナリオライター30人×30説+ すかぢ論 ~11年にわたる「生の意義」の探求~ -

    稿「すかぢ論」のメインテーマ「生の意義」について述べる。人の「生の意義」には二通りの解釈ができる。ひとつが「祝福された生」、もうひとつが「呪われた生」である。「祝福された生」とは、人の世には幸なものも不幸なものもすべて祝福されて存在しているということである。対して「呪われた生」とは、あらゆるものが祝福されて存在しているにも関わらず、「生」は消滅から逃れられない、いわゆる「生とは死に至る病である(*1)」という解釈である。つまり、生とは祝福されていると同時に呪われてもいるのである。この哲学的とも言える「呪われた生/祝福された生」の思想に対し、作品内で自身の「生の意義」を提示したのがすかぢ氏である。 「生」とは何だろうか? それに対して「死」とは? この2つはどんな意義を持つのだろうか? 神とは? 世界とは? 自己とは? すかぢ氏の作品にはこのような人の根源的な命題をテーマにするものが多く、

  • 素晴らしき日々 - farthesky

    『素晴らしき日々』の雑感。終ノ空IIまで一通りやってから再びDown the Rabbit-Hole STORY:Aをプレイするとかなり印象が変わって、素晴らしいなーという印象に。twitterにだいたい書いてしまったので、そのまとめ的な記事。基的に蛇足。 ウィトゲンシュタインとか "Tell them I've had a wonderful life." ―Ludwig Josef Johann Wittgenstein 『素晴らしき日々』という題名の元ネタはおそらくウィトゲンシュタインが死ぬ間際に言ったとされるこの言葉だろう。そもそもすば日々がウィトゲンシュタインの思想から大きな影響を受けている事は周知の事実なので、まずは僕に分かる範囲でウィトゲンシュタインに関連するあたりの話を。 まず、Down the Rabbit-Hole STORY:BやIt's my own Invent

    素晴らしき日々 - farthesky
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』6話の演出について - Paradism

    リオンとヴァイオレットを交互に映すカッティング・カットバックが多く見られた今話。「こういう顔なんだ」と言ったリオンの言葉宜しく、無表情であること、怒っているように見えてしまうことを逆手に取った表情の機微を取らえるコンテワークがとても印象的でした。ポン寄りなどの心に踏み込むようなショットや、交互に何度も切り返す映し方は前話でも見られましたが今回ではさらにそれが顕著だったと思います。 交互に映し、少しずつ近づけていく。過程を切り取る。二人の距離感と反応を伺うように繋がっていくカット運びは緊張感もありつつ、しっかりと両者の対話を描いていました。コミュニケーションが得意とは言えない二人ですが、その距離を詰めるように段々とヴァイオレットを理解し、心惹かれていくリオンの姿を克明に刻むカッティングがとても丁寧でしっかりとその心の変遷を捉えていたと思います。 そして、自身の解読に遅れることなくタイプを続け

    『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』6話の演出について - Paradism
    togusa5
    togusa5 2018/02/18
  • 窓を埋めて遮音性強化 - オーディオとDIYの日々

    アンプ製作途中だけど、また横道へ・・ オーディオシステムがある部屋は壁やドアは遮音仕様なんだけど、当時資金不足の為に窓は通常のペアガラスのサッシしか付けられなかったので、後からDIYで窓枠に木製扉を追加した状態。 それでもサッシ単独よりはずっと遮音性は高いものの(木製扉を開け閉めして比べるとこの程度でこんなに違うかと言うほど違う)、それでも自分で聴く最大音量で再生して屋外で聴いてみると音が漏れているのが分かる。 夜中でも結構な音量出すし、音漏れの殆どは窓なのでなんとかしないとなぁと思っていたもののダラダラと過ぎていたので年も明けて一念発起して窓の遮音性を強化することにした。 現状から大幅な遮音となると、生半可では顕著な効果とはならないので思い切って窓を使わない状態に埋めてしまうことにした。 どのみち昼間でもプロジェクターを使ったりするので今でも木製扉を開けて採光することはほとんどないから埋

    togusa5
    togusa5 2018/02/18
  • 評価が悪く価格も高いNYステーキ店、客の目当ては名物塩振りシェフ

    ニューヨークのミッドタウンマンハッタンにオープンしたステーキ店「ヌスレット」に対する評価は否定的なものばかりだ。米紙ニューヨーク・ポストは「ぼったくり店ナンバーワン」と評し、米誌「GQ」は味気なく固いステーキや、お粗末なカクテルなどをやり玉にあげた。 この店は「ソルトベイ」の愛称で知られる人気トルコ人シェフ、ヌスレット・ギョクチェ氏がオーナーを務める。同氏のインスタグラムのフォロワー数は1100万人近くに上るほか、DJキャレドら有名人の友人もいる。また、焼き上がったステーキに塩を振りかける同氏独特のポーズを撮影した動画は、「ユーチューブ」での視聴回数が400万回を超えた。 私の仕事はブルームバーグ・パースーツのフードエディターとして絶品の料理を探し出すことであるにもかかかわらず、この散々な評価の店を訪ねる誘惑に逆らえなかった。

    評価が悪く価格も高いNYステーキ店、客の目当ては名物塩振りシェフ
  • AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格した話 - critical alertのブログ

    先日 AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト を受けてきました。結果は無事に合格することができました! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト リザルトはこんな感じでした。 総合評点: 85% トピックレベルスコアリング: 1.0  Designing highly available, cost-efficient, fault-tolerant, scalable systems: 84% 2.0  Implementation/Deployment: 66% 3.0  Data Security: 90% 4.0  Troubleshooting: 100% 65% 以上で合格という噂があるので余裕を持って合格できたかなと思います。 (模擬試験では総合評点 70% だった) 少し苦手意識があった Data Security が 90% 取れたのでよかっ

    AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトに合格した話 - critical alertのブログ
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』5話の演出・再演について - Paradism

    同ポが促す再演への期待。回想で語られたシャルロッテの出会いが現在へと回帰していく映像がとても良く、素敵でした。泣いていた少女と祈る少女を遠巻きに見つめるように前景を立てるレイアウトも憎らしく、この絵を何度も使う理由には今話の主題の一つでもあったシャルロッテ姫の成長を見守る意図も多く含まれていたのだと思います。 もちろん見守るだけではなく、正面から切り取ったり、至近距離までカメラを近づけ、感情を直接的に映し撮るのも今話の良さに拍車を掛けていました。それは作が「当の心を掬い上げる」物語でもあることと同じく、溢れ、零れ出す感情を映像としても見過ごすことなく捉えることに “掬い上げる” という意味を見出したからに他ならないのでしょう。それは時折差し込まれるヴァイオレットやシャルロッテたちの感情的なアップショットにも同じく当て嵌めることの出来るものであり、そうした被写体に寄せるべきカットこそが

    『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』5話の演出・再演について - Paradism
    togusa5
    togusa5 2018/02/18