川崎市(神奈川県)は2011年9月3日、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」を川崎市多摩区にオープンする。 この施設は故藤子・F・不二雄氏(本名:藤本弘、1933-1996年)の作品世界を展示・公開した文化施設。同氏は1961年に川崎市に移り住み、その後に『オバケのQ太郎』『パーマン』『ドラえもん』などの名作を生み出したという。 施設の構想は1999年に藤子・F・不二雄夫人である藤本正子氏の「残された原画を文化財として保存し、多くの人々に公開したい」という想いから、藤子プロが川崎市に提案。12年の月日を経て完成した。 建物は藤子プロなどが建設し、川崎市に寄付。敷地及び周辺の基盤整備は川崎市が行った。運営は藤子ミュージアムが行う。 入場は「完全予約制」。1日の予約時間を4回に分け、1回の収容人数は最大500人で1日最大2000人、年間50万人の集客を目標としている。 次ページからはその見