カーネギー国立平和基金が発行するForeign Policyが「CONOP 8888」という国防総省の防衛プランを入手・公開し、CNNを始めとした他メディアでも大きなニュースとなった。この防衛プランにおける仮想敵が、ロシアでも北朝鮮でもなく、ゾンビだったからだ。 かつては米軍の極秘ネットワークにあったという「CONOP 8888」だが、今ではWEBで公開されていて誰でも読める。実際に読んでみたら、想像だけではとうてい書けない、具体的で細やかな内容に驚いた。 まず計画の要約の章では、作戦行動について6つのフェイズ(構想、予防、主導権奪取、制圧、安定化、文民への権限委譲)それぞれに対して、防衛、攻撃、文官援護の3種類を定義しており、事態の予測から対処、収束に至るまで、各部署が取るべきアクションを明確にまとめている。補足として、やるべきことだけでなく、やってはいけないこともきっちり書いてあるのが
ゾンビが突発的に発生——その前に取るべき対策は何か? ゾンビ研究学会で顧問を務める国際政治学の専門家、ダニエル・ドレズナーさんによる書籍『ゾンビ襲来』が、白水社から刊行されました。ドレズナーさんは「ゾンビの突発的発生は必ず起こる」として、その日に備えるための対策を国際政治理論で解説しています。価格は2,100円(税込)です。 ▽ 白水社 : 書籍詳細|ゾンビ襲来 国際政治理論で、その日に備える 国やジャンルを問わず、ゾンビは映画やゲームなどさまざまな分野に登場しています。もしゾンビが現実の世界に現れた場合、私たちはいかにしてその襲来に備えるべきか? 同書では、ゾンビから生き残るための方策を“マジメに”伝授。これまでのゾンビ研究やゾンビの社会的構築性のほか、「リベラルな世界秩序の下でアンデッドを規制する」といった政治的なテーマを取り上げています。目次は以下の通りです。 第1章:アンデッドへの
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