〇「皆さんの声」への第一号の投稿がありました。B型肝炎では、ウイルスの陰性化や肝機能の改善には核酸アナログ剤の効果が高いのですが、この薬を飲み続けなければなりません。シーケンシャル療法は核酸アナログ剤服用の後に(一定期間)インターフェロンを併用し、HBs抗原の陰性・HBs抗体陽性(治癒とされる)を目指して行われる治療法です。これを達成すれば、核酸アナログ剤の服用から解放されると云われています。 〇近年、治療の目標がウイルス量の減少からHBs抗原陰性・HBs抗体陽性に変わり、ペグインターフェロンによるシーケンシャル療法が注目されて来ました。この治療法の奏効率などの実績データはこれから積み上げられて行くものと思いますが、この投稿はシーケンシャル療法で奏功した貴重な実例です。 B型患者の今後の治療選択の参考になれば幸いです。 〇シーケンシャル療法について、質問などがある場合は電話、メール、ファッ