顧客にセキュリティの脆弱性について話をする場合、顧客への警告と攻撃の誘発は紙一重のものとなる。だが、GoogleのAndroid OSに対応した初の携帯電話「T-Mobile G1」に関して言えば、GoogleとT-Mobileの対応は、情報公開の部分に不適切さがあると思える。 筆者は、G1のレビュー用のモデルをテストしており、最初のアップデートを米国時間11月1日、2番目のアップデートをその1週間後に受け取った。この2つのAndroid修正パッチの中身については、うるさく問い合わせをして1週間以上待ち続けた結果、Googleからようやく聞き出すことができた。 一方、T-Mobileは口を閉ざしたままだ(同社の対応については、コメントを待っているのだが)。 筆者は無分別に修正パッチを無視するタイプの人間ではない。もちろん、ダウンロードする「Adobe Reader」「Microsoft W