膝をぶつけたり、足首をひねったりしたとき、氷で冷やすといいと聞いたことがあるのではないでしょうか。確かに患部を冷やすことで腫れや痛みを抑えることができますが、一方で、腫れなどは身体が自己治癒しようとしている証拠でもあり、冷やし過ぎは禁物です。今回のYouTubeのサイエンス系動画チャンネル「SciShow」では、怪我をした箇所を氷で冷やす効果について解説します。 怪我をしたところを冷やす理由 私たちが膝をぶつけたり、足首をひねってしまったりした時によく、アイスパックを当てて怪我を冷やすのではないでしょうか。 とくに、怪我をした最初の数日間はそうすることで腫れや痛みを抑えることができるというのはご存知かもしれません。しかし、体が自然に傷を癒そうとしているのを、なぜそのようにして妨害するのでしょうか。 あなたが筋肉を引っ張ったり、筋を伸ばしてしまったり、血管を破いてしまったりすると、体の炎症反