’04年8月にCDデビューし、今年で12周年を迎える関ジャニ∞。映画、ドラマ、音楽、バラエティなどメンバーそれぞれの活動も多岐にわたり、グループとして充実期に突入したように見える。しかし、話してみると、世のサラリーマン男性となんら変わらない、さまざまな思いや悩みを抱えた等身大の30代男性の姿がそこにあった。7者7様、明るくにぎやかな“わちゃわちゃ感”の裏に隠された、彼らの静かでアツい思いに迫る。 ――みなさん10代、20代前半でデビューし、月日を重ねて全員が30代を迎えましたが、仕事への姿勢や考え方に変化はありますか? 村上:今は「腹八分」ですかね。若い頃はもうお腹いっぱいになるまでやっていましたけど、野球で言うなら9回まで投げて完封勝利するためのペース配分みたいなものを覚えたのかもわからないですね。 渋谷:たしかに。仕事に限らず、生活していく上でもいい意味で「まぁいいか」っていう感