民進、防衛相にも辞任要求=PKO日報の答弁「不誠実」 衆院予算委員会で厳しい表情を見せる稲田朋美防衛相=9日午前、国会内 民進党の 後藤祐一 衆院議員は9日の衆院予算委員会で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊の日報をめぐる答弁が「不誠実だ」として、 稲田朋美 防衛相の辞任とこの問題に関する集中審議の開催を要求した。同党は 金田勝年 法相にも辞任を求めている。 稲田氏、涙ぐむ場面も=辻元氏の「言行不一致」追及に 防衛省が当初、廃棄したと説明していた日報について、稲田氏は昨年12月26日に見つかり、今年1月27日に報告を受けたと明らかにした。後藤氏は発見から1カ月以上公表しなかったことを「隠蔽(いんぺい)だ」と批判。稲田氏は「事実関係の確認や、不開示とすべき箇所の判断に時間を要した」と説明し、批判は当たらないとの認識を示した。 日報には「戦闘」と記載されており