エアバスは2014年10月20日、フロリダ州オーランドで開催されている全米ビジネス機協会総会・展示会(NBAA：National Business Aviation Association)2014で、VIP機の新コンセプトに基づいた客室を発表しました。個人から政府向けまでに対応したワイドボディ機向けの客室仕様で、プライベートなVIPエリアを機体前方に設け、後部には航空会社の客室と同じく座席を設けており、「サミット(Summit)」と呼ぶラインナップです。 エアバスではワイドボディ機では多くの人を搭乗させ、世界各地に直行でフライトすることだとし、ACJ330「サミット」はこうしたニーズを満たすことが出来るとしています。 VIPエリアには寝室、シャワールーム、トイレ、執務室などを設け、中央には会議、ダイニングルーム、機体後部のシートはファースト仕様とエコノミー仕様の座席を装備します。機体後部