大量の情報を双方向でやり取りできる「ETC2.0」の普及を進めようと、国土交通省は次世代のETC車載器を利用するドライバーに対し高速道路の料金を割り引く新たな制度を来年度以降、順次導入する方針を固めました。 関係者によりますと、国土交通省はこの「ETC2.0」の普及を進めようと利用するドライバーに対し高速道路の料金を割り引く新たな制度を来年度以降、順次導入する方針を固めました。 具体的には▽事故などによる渋滞を避けるためいったん一般道に降りて再び高速道路に乗った場合でも料金はそのまま高速道路を走行した時と同じにすることなどを来年度から実施する方針です。また、▽2020年のオリンピック・パラリンピックまでに都心の渋滞を解消しようと、首都高速道路の渋滞区間を避けて、環状線のルートにう回した場合に料金を割り引く制度などを導入していく方針です。 国土交通省が「ETC2.0」の普及を後押しする背景に