読解いやな法則: 何もやらないよりはだらだらやった方がまし 読解いやな法則の第5回です。今回はとりわけ怠け者にぴったりな法則である「何もやらないよりはだらだらやった方がまし」を取り上げたいと思います。 「何もやらないよりはだらだらやった方がまし」という言葉には、いかにも消極的な響きがあります。大抵のことは集中して作業した方がだらだらやるよりも断然はかどります。仕事であれば「だらだらやる」という発想自体がとがめられそうです。 それでは、自主的に専門書を読んだり英語を勉強したりといった場面ではどうでしょうか。このようなことはやらなければいけないわけでもなく、締め切りもないので、さぼるのは簡単です。こんなときに役立つのが「何もやらないよりはだらだらやった方がまし」の法則です。この法則によれば、何も読まないよりはだらだら 1ページ読んだ方がまし、となります。 1日に1ページというと相当少ない気がし
自分で描いた絵について ・影が弱い ・コントラストが弱い ・もっとメリハリのある絵が描けるようになりたい なんて悩んだことはありませんか? 僕はアニメ背景会社に就職した当時 何を描いても ・影が弱い ・コントラストが弱い ・青空なのに影が弱くて、くもりの景色に見える! と言われました どうしたら直ったかというと 彩度の高い色が使えるようになったら コントラストが弱いとは言われなくなりました 原因は「明暗のコントラストが弱い」だけでなく 全体的に彩度が低くい グレーっぽい色を使っていたので コントラストが弱く見えた ということだったんです コントラストが弱いと言われた理由 今思えば コントラストが弱いと言われた理由は次の3つでした ・全体的にグレーっぽくてコントラストが弱く見えた ・単純に暗部の暗さが足りなかった ・曇りの多い地域で生まれ育ったから どうしたら直ったかというと ①②については
2023/12/28 栗田 唯の映画から学ぶ画づくりのセオリー 第1回:『ブレイキング・バッド』シリーズから学ぶ、視線誘導(前編)【新連載】 映画、アニメ、ゲーム、イラスト……。クリエイティブな画づくりの基礎をCGWORLD.jpで学ぼう! この連載では、画づくりの基礎を学びたい、復習したい人に向けて、有名な映画やTVドラマシリーズからシーンをピックアップして、そのセオリーを解説していきます。紹介する内容は、「画」が関わる全てのクリエイティブに通じるもの。登場する映画やTVドラマを研究しながら、基礎を一緒に学んでいきましょう! この連載について 皆さん、こんにちは! ストーリーボードアーティストの栗田です。キャリアとしてはBlizzard Entertainmentからマーザ・アニメーションプラネット株式会社、トンコハウス・ジャパンを経て、現在はフリーランスで様々な作品に携わっています。本
イラストの発注を請けたとき、「キャラを背景になじませてください」というフィードバックをもらって困ったことはありませんか? キャラと背景がなじまない原因のひとつとして、キャラクターと背景がバラバラの色味を持っていることが考えられます。 例えば、背景は夕焼け空なのに、キャラクターや物体の色は晴れた昼間のようにローカルカラー(固有色)がそのまま表現されているという、ちぐはぐな状態です。 時間帯と色の関係を知ることは、上に述べたようなイラストのぎこちなさを解消する手がかりになります。また、各時間帯の代表的な色をカラースキームにまとめましたので、イラスト制作の際に役立てていただければと思います。 なぜ物体やキャラクターは環境の色に影響を受けるのか 時間帯によって空は様々な色に変化します。それは太陽の角度によって、人間の目に届く光の色が変わるからです。 その変化に伴い、光源色、環境光、影色も変化します
レンズから考えるパース講座です。前回では広角と望遠について説明しました。まだ読んでいない方は「そのパースあってる? 広角と望遠から考える背景講座」をご覧ください。 前回に引き続き、今回はもっと具体的にキャラの広角と望遠の見え方について説明します。 理解が深まると、上図のようなダイナミックな構図が描けるようになるので意識してみてくださいね。 この絵、右と左でなにが違うかわかりますか? 本当はどちらも間違ってはいません。 ですが、この二人を同じ画面に配置すると…… カメラとの距離が異なります。実は望遠レンズを使って、右の絵を左と同じ大きさになるように見せていました。 前回でも述べましたが、遠くのものほど奥行きがなくなります。これをキャラクターで表現すると上の画像のようになるんですが……理解が難しいですね。 キャラクターと距離と関係性の図解 より理解できるよう、カメラとキャラクターの「距離と関係
みなさんは絵を描くときに どのようにして色を選んでいますか? 明度や色相、彩度、色温度といったものを使って 見た目や好み、自分ルールといった様々な方法で 色を選んでいると思います 僕は最近デジタルで絵を描く機会が増えたんですが フォトショップのカラーピッカーで色を選んでいるときに ふと違和感を感じた瞬間があったので調べてみました その結果 明るい色を選ぶ場合と暗い色を選ぶ場合で 色の選び方が違った ということに気が付いたんです もし、なんとなく色を選んでいるという方は 僕と同じように 同じ画面内でちぐはぐな色の選び方をしていて 整合性がなくなっている可能性があります この記事を読むことで もしかしたら改善のヒントが見つかるかもしれません 実験内容ある基準の色に対して 「明るい色を選ぶ場合」と「暗い色を選ぶ場合」で 「選んだ色」と「色を選んだ理由」を確認しました 具体的には下の図のように 塗
絵を描いていて いまいち目立たせたいものに目がいかない なんて悩んでいる方は多いのではないでしょうか? 僕も次の2点 絵に注目してほしいポイントがない 光と影の色の考え方が曖昧 を最優先で改善しなければと模索中なんですが このうちの1つ 「絵に注目してほしいポイントがない」については ヒントが見つかったような気がします そのきっかけは 先日やったスケッチで 主役を目立たせるってこういうことか!と 実感したことです この先に「注目してほしいポイントを作る」ということに つながっていそうなので 今回は「主役を目立たせる」についてまとめます その先日やったスケッチは簡単に言うと ・漫画のコマ割りのようにフレームを用意して 小さく短時間でスケッチ ・マーカーのグレーで着彩 というものです 詳しく説明していきます 練習方法漫画のように小さく何個も短時間でスケッチ練習方法は 事前に下のように 1枚の紙
先日、「漫画を描きたいと言いながら今一作も描いていない人間が漫画家になれるはずがない」みたいな話をネットで目にして、その描いていない人に対しての厳しい意見が沢山目に入りました。 僕は30代半ばで、ひょっとしたら今なら漫画が描けるんじゃないかと思って、チャレンジしたら描けたので、そこからうっかりプロの漫画家になったりしましたが、これは大人になってから初めて描き始めたということではなく、大学では漫研にいたので、20歳前後あたりでも漫画を描いてみようとしたことはあって、でも、ちゃんと最後まで描けなくて挫折したというその前の経緯があります。 その後、30代半ばになって、会社員としての経験を色々経た後で、「今できないことを、なんとかしてできるようにする」ということをある程度筋道立ててできるようになってきたので、そのノウハウを応用すれば漫画だって描けるようになるのではないか?と思い立ち、色々試行錯誤し
上記の2つの記事で 距離と明暗のコントラストを対応させた絵作りについて説明しました しかし、これだけでは 距離を説明的に明暗に置き換えた「図面」のようなものにすぎません ここから、さらに一工夫して「絵」にしていく必要があります 下図の写真を絵に起こす場合について説明します 絵を描きなれていて自分で情報をコントロールできる人は 最後に仕上げをするというような段階を踏む必要がありません このようなレベルの人は 最初から完成イメージが明確なため 仕上げを踏まえた作業の進め方をするので 下準備と仕上げといった作業の区別はありません しかし、まだ描きなれていない人は 明暗や彩度のコントロールが不十分なため 画面全体に間違った明度や彩度を使ってしまうことが多いため 最初に挙げた2つの記事の内容を踏まえて 距離と明暗を対応させた画面作りをしてから 仕上げとして主役を目立たせる工夫をした方が 絵の習得が早
定番サイト「ポーズマニアックス」 画像右の2段目「30SEC DRAWING」からクロッキーができる >>サイトを見に行く 一時はFlash終了と資金難からサイトが停止していたポーズマニアックス(以下、ポーマニ)ですが、クラウドファンディングが目標額に到達し、2022年見事復活を果たしました。 筋肉の3Dモデルを様々な角度から閲覧できるビューワーが利用可能で、ネガティブスペースで描くための機能や左右反転などの機能も充実しています。 ポーズの量が豊富で、アングルも自由に調整できるため実用性が高いです。今後も様々なポーズが追加されていくと思うのでますます便利になることでしょう。 復活以前と比べて更新頻度が安定して高く、日を重ねるごとにサイトの利便性が上がっているのを実感しています。 メニューも非常にシンプルで分かりやすいため、これから始める人にもおすすめです。
圧倒的なイラストと写真の量で各種疾患についてわかる!一番売れている医療人共通のテキスト!!
-------------------------------------------------------------------------------- 画像内に日本語で文章が書かれていますが、翻訳されるように同じ文章を記事内テキストに書き起こしているので安心してください。 以下、この記事と同じ内容ではありますが、動画も作成いたしました。 一部動画での説明もあるので、よろしければご覧ください。 ▼動画 ブレンドモードや描画モードなど様々な呼び方がありますがここでは合成モードと呼んでいきます。 また、合成モードにはレイヤーの他に描画系ツールにも合成モードがあります。 基本的な処理は同じですが、描画系ツールにしかない合成モードもありますのでレイヤーの合成モードを主軸にブラシの方も合わせて解説していきたいと思います。 合成モードの並び順 実は合成モードは大まかにグループ分けされて並んでい
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