コリや歪みがないか、どんな歪みが起こっているかのチェックに役立つ「五座柔軟法」をご紹介します。 五座柔軟法で見るものは、股関節と仙腸関節の柔らかさです。 股関節には腰椎から大腿骨につながる大腰筋の柔軟性が現れます。 大腰筋は歩くときに、太ももを持ち上げる働きをします。 大腰筋が緊張すると、股関節が開かなくなり開脚ができなくなります。 大腰筋などの骨盤周辺の筋肉の柔軟性に左右差があれば、仙腸関節も歪みます。 五座柔軟法とは、具体的には4つの座り方と1つの寝方からなり、 1.長座 ちょうざ 2.結跏趺坐 けっかふざ 3.開脚座 かいきゃくざ 4.閉脚座 へいきゃくざ 5.割り座 (割り座仰向け) わりざあおむけ の5つです。 1.長座(腎経・膀胱経のストレッチ) 足を真っ直ぐに伸ばして座った時に、その状態で腰を反らせる。 長座ができない人は ●骨盤が前傾している ●目、後頭部から頚椎、胸椎、腰