前の会社で書籍編集者として最後の書籍を校了してから1年が経ちました。少なくともこれから数年は書籍を制作することはないと思っています。 いまは数ページから数十ページの印刷物を制作していますが、自分で書くことが多いため、テキストを読むことにストレスがありません。 そして最近、少しずつ本を読めるようになってきました。小説も過去の名作であればそれほど気になりません。本が読めない話はこちら。 wakabkx.hatenadiary.jpただ、いろいろとブレが多い現代小説やいわゆる一般書と呼ばれるものはまだ読めません。どうしても「自分が編集したら」という視点で見てしまいます。 書店の売れ筋を見にいって「面白そうだな」と思うタイトルがあっても、数ページをめくっただけでどうしても内容以外の部分に意識が向きます。 編集者つながりで献本も多く、それらは仕事の一環と割り切って目を通すことができますが、自分の楽し