1990年コバルト文庫より刊行され、多くのファンを魅了しながら2017年にシリーズ環結した「炎の蜃気楼」。 「本編」「邂逅編」「幕末編」「昭和編」と分かれていますが、現在入手出来なくなっているものも多数見られます。 主人公の上杉景虎と直江信綱との400年にわたる愛憎、血湧き肉躍るサイキックアクション、多数登場する魅力的な歴史的人物やモチーフなど、色褪せない魅力がたくさんある本作は、舞台化もされ、新たな読者も増えつつあるので、ぜひ多くの方に読んでいただきたい。 また、古くからの読者でも読んだことの無い方のいる特典小説や、雑誌掲載の未収録小説・イラスト(東城和実/浜田翔子/ほたか乱/高嶋上総 各敬称略)なども含めて、ぜひ完全版、もしくは愛蔵版という形で刊行して頂きたいです。