山形県寒河江市の畑で11日、収穫前のさくらんぼの実およそ15キロがなくなっているのが見つかり、警察はクマに食べられたとみて注意を呼びかけています。 警察が調べたところ、収穫間近だった高級品種「佐藤錦」の3本の木になっていたさくらんぼの実およそ15キロがなくなっていたということです。 現場付近からクマのものとみられる足跡やふんがみつかったことから、警察はクマに食べられたとみています。 所有者の渡邉徹さんは「20年ほどさくらんぼを作っていますがクマの被害は初めてです。これから収穫作業があるので怖いですが、襲われないよう注意して収穫作業をしていきたい」と話していました。 警察は周囲をパトロールして住民に対しクマに注意するよう呼びかけています。