ドコモやau、ソフトバンクの2012年度決算説明会が4月末に実施された。各社の業績、契約者数などが明らかになり、2013年度に向けてのサービス展開についての方針が見えてきた。そこで、石川温氏に各社の課題と展望を解説してもらいました。 NTTドコモ <2012年度> 営業収益 4兆4701億円(前年度比5.4%増) 営業利益 8372億円(同4.3%減) ●MNPの転出抑止対策にiPhoneの取り扱いはあるのか 最近のドコモというと、iPhoneがなく、MNPで「一人負け」しているという印象が強い。しかし、決算の数字を見れば好調さを維持している。その理由は、ケータイからスマホへのシフト、さらにはFOMAからXiへの乗り換え需要が旺盛であるためだ。実際、ドコモのスマホ端末販売台数は1329万台で前年度比が50.7%増、Xiの契約数も1157万件と前年度比5.2倍増となっている。 このような数字
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