地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)は、長野県下高井郡山ノ内町の地獄谷温泉にある、野生[1]ニホンザルの観察のための公園。冬にはサルが温泉に浸かる様子が知られる、国際的な観光地。英語圏ではSnow Monkey Mountainとも呼ばれる[2]。 地理と歴史[編集] 1964年(昭和39年)に開苑し、開苑当初からの「猿と人間の共生を観光客に見せること」を徹底し[2]、野生のニホンザルの生態を間近で観察できる[3]野猿公園と国際的に知られる。志賀高原を源とする横湯川の渓谷にある地獄谷温泉の一番奥に位置する。公苑の手前には、100度近い源泉を吹き上げる渋の地獄谷噴泉がある[4]。標高850m、1mを越える積雪があり、厳冬期は最低気温が-10 ℃を下回る。冬場に温泉に入るニホンザルの姿は“snow monkey”(スノーモンキー)などと呼ばれて非常に有名であり、日本国内外のメディアの紹介