年末に観た番組の中で、元2ch管理人のひろゆきが、「なんで引きこもりって、みんなアニメにハマるの?」という疑問を口走っていた。 今回はこれについて、約4年間に渡ってまともに働かず、年がら年中、日がな一日、アニメを見続けていた経験のある元プロ中毒者の僕が、解説しようと思う。 人生の物語を失った者へ、物語を補給してくれるという機能 引きこもり生活というのはある意味、時の止まった次元で生きているようなもので、起承転結どころか、ストーリー性が欠落している。 虚無感のみが発生し続け、0が0になり、その0がまた0になるような、意味を感じられない時間だけが過ぎてゆく。 新しい一日は訪れるけれども、新しい自分には出会えない。 こうした絶望につける薬が、物語を補完してくれるアニメなのである。 堕落というのは確かに楽なのだけれど、そこには恐怖がセットされている。 どんなに極まった怠け者であろうが、ただの一つも
事実を知った108つの理由。 私の知らないことは、Hatenaダイアラーが教えてくれる。ブコメ欄では、ネトウヨが大発狂してそうだけど(読んでないけど)。 以下は、ヘッドラインニュースです。 ヘッドライン。 [増田][結婚]離婚はよ。 結婚した [はてな][芸能]これ、だーれ? 小山田君、ありがとう。 - aska_burnishstone’s diary [パチンコ][社会][生活・人生]なるへそ。 一年で一番パチンコが勝てる月は?パチライターが教える「あま~い時期」 | 日刊大衆 http://taishu.jp/detail/15007/ [政治・経済][社会]多くの人が利用したら、相場はどうなってくんだろうか。 人工知能が資産運用してくれる「ウェルスナビ」に100万円突っ込んだよ。 : まだ東京で消耗してるの? [インターネット][生活・人生]思い切って、書生に立候補しようかしら。お
現在、大ヒット上映中の映画「ドラゴンボールZ 神と神」。僕も週末、ようやく見てきたのですが、そこで買ったパンフレットに載っていた鳥山明氏のコメントが衝撃的でした。 表紙をめくると最初に鳥山氏のコメントが載っているのですが、ビックリしたのはその最後の部分。 ところで後半のバトルシーンは特に圧巻です!(略)「たぶんダメだろうな」と予想していたら本当にダメだった某国の実写映画と大違いです。さすが日本のアニメーションは優秀なんですね! 言っちゃったよ! もちろんタイトルこそ明言はしていませんが、“某国の実写映画”と言ったらやっぱり「DRAGONBALL EVOLUTION」しかないですよね。ちなみに「DRAGONBALL EVOLUTION」公開時のオフィシャルトレーラーには、鳥山氏はこんなコメントを寄せていました。 脚本やキャラクター造りは原作者としては「え?」って感じはありますが、監督さんや俳
「暗殺教室」の映画がテレビでやっててさ、思ったんだよね。 「僕のヒーローアカデミア」をX−MENばりに映画化できたらすげえだろうなって。 でも、日本の映画をみる感じ無理だろうなとも思うのよ。みんなも「テラフォーマーズ」や「進撃の巨人」みて感じるでしょ? 日本人じゃあなぁ……って。 そこでさ、また思ったのよ。 ハリウッドで活躍してる監督を連れてきて映画撮ればいいのにって。 日本がカネ出してX-MENの監督を呼んで、日本で「僕のヒーローアカデミア」の映画をつくらせる。 日本が資本出してんなら、監督がだれであろうと日本の映画でしょうよ。 そもそも、これまでなんでこんな簡単なことをやってこなかったんだろうな。ハリウッドの一流映画監督を連れてきて映画撮れば、現場は一流の技術を目の当たりにできてそれだけでも相当日本の映画人たちはレベルアップできるだろうに。 なんでもかんでも日本人がやんないといけないと
2017 - 01 - 09 大学って無意味。高卒で就職すればいいよ。高校も本当は要らないかも? 大学って必要だろうか? 皆が行くから行く、大卒の方が就職に有利 それは大学の存在意義ではない。 大学が出来たときは本が無かった。 あるいは少なかった。 教えてくれる人も大学にしかいない。 だから大学にいった。 でも、今は大学に行く必要があるから行くのではない。 大学に行ったからできる仕事とはなんだろう? 大学に行かなかったからできない仕事とはなんだろう? 大卒だから仕事を任せようとか、肩書としての大卒ではなく 大学で身に着けた能力を仕事で活かせるかどうか。 大学は学問をする場所、というのは化石みたいな考えだ。 もちろん学問は必要だ。 しかし、学問で食べていけるわけではない。 学問をしていれば国から生活費が出るなら 学問だけする人はたくさんいるだろう。 それはそれで、ちょっといいかなって思う。
五時限目の戦争 1巻 (優) : 授業の代わりに戦争!? 優さんという方が書いた漫画です。タイトルに惹かれ、買って読んでみました。タイトルの通り、舞台は学校なのですがその学校は日本の本島から離れた離島にありました。しかし、ある日みんなが中学校3年生になったころに五限目に戦争が追加されたのです…。 実は本島では宇宙人のようなものたちとの戦争が行われていたのです。ここで、クラスメイトみんなが戦争に行けると思いきや、2人だけ行く権利が与えられなかったのです。その訳が1巻では明かされておらず、私も気になっています。戦争には、2人ずつ行くことになるのですが、戦っている場面ももちろん描かれています。宇宙人の本体なのか、道具なのかまだはっきりしない物体と戦っていたのですが…相手が強すぎてこれはバッドエンドになるんじゃないかと思ってしまいました。戦争の漫画だから、絵が凄まじかったりガツガツしてると思われる
「逃げるは恥だが役に立つ」6巻 海野つなみ・著 平匡への想いがつのるみくりですが、拒絶されショックを隠し切れません。一緒にいる時には精一杯明るく振る舞っても、一人になると声を殺して泣く姿が哀れでかわいそうでした。しかしひとしきり落ち込んだら、また小賢しさが復活するみくりの強さにはホッとさせられます。 賢くて知恵があるからこそ、頭の中で理屈をこねくり回してしまうんですね。相手は自分ではないのだから、むしろ試されているのは自分なのではと思うのは、まぁ理解できます。でも、じゃあ究極的には、愛するということに相手の気持ちは関係ないのでは?という結論に至ったのには笑ってしまいました。なんとも、みくりらしいですね。 距離が遠ざかったかに見えたみくりと平匡ですが、誕生日にまさかの急展開で相思相愛になった流れは面白かったです。地味にひっそりと浮かれる平匡が、とても微笑ましく見えました。風見さんと百合もそれ
「ヒメアノール」眼が合うと殺されます。 DVDで「ヒメアノール」観ました。 衝撃です。黒すぎます。 原作は代表作「行け!稲中卓球部」、ギャグ漫画の大家・古谷実さんですが真逆のブラック問題作「ヒミズ」で新境地を確立されました。 「ヒミズ」も映画化されていますがこの作品暗いのなんの。 いまだかつてここまで救いのない読後感はなかったですね。 切なすぎます。 「ヒメアノール」は「ヒミズ」をベースにほどよく「行け!稲中卓球部」がスパイスされた感の作品でした。 「ヒミズ」の闇感をサイコキラー扮する森田剛さんが、「行け!稲中卓球部」のギャグ感、世界観を主人公・濱田岳くんの先輩役のムロツヨシさんが受け持ち、濱田岳くんが普通の青年として見事なつなぎで一つに纏め上げています。 三人とも十代初めは普通の人。 それが毎日自ら方向を定めることなく漫然と暮らしてきた結果、 一人はいじめという暗礁に乗り上げそこから触る
『光源氏とティータイム』(岩坪健):『源氏物語』の背景が分かる! 『光源氏とティータイム』という奇抜なタイトルに目を引かれて手に取った1冊ですが、これが大当たり。日本を代表する古典と言われながらも、その難解さからなかなか手が出ない『源氏物語』。読みにくい原因の1つに本文の記述や登場人物の行為が理解できないことがあると思います。 例えば、光源氏の衣装などを一々記述している意味が分からなかったり、出産のたびに物の怪が出てきたりといった展開は現代人には理解できないものです。『光源氏とティータイム』は『源氏物語』を読むときにつまずいてしまう問題を分かりやすく丁寧に解説してくれています。専門家からすればわざわざ書くまでもないことばかりかも知れませんが、初心者がつまづくのはそういう何気ない部分なのです。本書はまさに痒いところに手が届くといった趣の本であり、『源氏物語』をはじめとした古典作品に初めて触れ
「カイジ『勝つべくして勝つ!』働き方の話」 木暮太一著 <戦う者だけが知っている絶対のルールがある> 漫画「カイジ」は、自堕落な日々を過ごす主人公カイジが多額の借金を抱えたことをきっかけに、大財閥の黒幕との戦いに挑んでいく人気漫画です。この本は、そんなカイジの物語に出てくる様々な人々の様々な言葉を取り上げて、働くとはどういうことか、どういう働き方こそが本当の働き方なのか、働くことを通して人は何をどうすべきなのか、などについて語ります。 この資本主義という現代の世の中では勝つ者がいれば当然負ける者がいる。しかし負けたからといって、「しかたないさ、やるべきことはやったしベストはつくしたんだ」などと言ってはいけない。資本主義の世の中である以上勝たねばならない。そして勝たなければ生きている意味がない、とさえ著者は言うのです。しかし、だからと言って勝つために何でもやっていいということではない。そこに
『時代小説が来る!』(高橋敏夫):時代小説へのガイドブック 大河ドラマや小説、さらには漫画・アニメといったサブカルチャーまで歴史物と呼ばれるジャンルが定着しています。歴史物はかつての日本の偉人の活躍を大胆に描き出し、私たちに感動を与えているジャンルです。『時代小説が来る!』は日本の小説界でいまだに続く時代小説ブームに注目し、時代小説の代表的作品と見どころを解説しているガイドブック的な1冊です。 一般的に時代小説といえば、司馬遼太郎・池波正太郎・山本周五郎・吉村昭の作品が中心に取り上げられるのですが、本書では畑中恵・沖方丁・宮部みゆきといった若手作家の作品もきちんと取り上げられており、時代小説を網羅する内容となっています。特に、第3章「最新時代小説ならではの人を活かす言葉」では時代考証を重視した時代小説から人間のあり方を描く時代小説へと、時代小説の大きなテーマが変化していることがよく分かりま
『増補 学校と工場』(猪木武徳):教育と産業の思い込みを打ち壊す 一般的に教育と産業の関係は、高度な教育を受ければ労働の質が高まり、生産力を増大させて経済的な成長に繋がると理解されています。しかし、これは教育と産業の関わりに対する正しい理解なのでしょうか?『増補 学校と工場』は明治時代からの教育と産業の流れを丁寧に辿っていくことで、日本の教育と産業の特異な変遷を明らかにしていきます。 明治時代に留学した多くの留学生が日本に戻ったため「頭脳流出」が起こらなかったこと、終身雇用制度は明治時代から一部の大企業だけのものだったこと、大卒は職業能力ではなくシグナルの役割でしかないこと、天下りには出世街道から逸れた人に安定した雇用と収入をもたらす役割があるなど、読んでいて目から鱗がボロボロと落ちていく感覚を覚えました。「日本の労働環境がおかしい」という感覚は誰しも持っていると思いますが、それは日本の労
『三河に岩瀬文庫あり』(塩村耕):西尾市民の志が詰まった岩瀬文庫 愛知県西尾市にある三河文庫をご存知でしょうか?三河文庫は岩瀬弥助が独自に集めた80,000冊以上の本を収める一大文庫です。しかし、その存在と価値の高さは今までほとんど知られていませんでした。『三河に岩瀬文庫あり』は著者の塩村耕氏が三河文庫の調査を通じて感じたこと・考えたことをまとめた、いわば三河文庫の入門書です。 学者が書いた本=堅苦しいと思われがちですが、本書はまるで博物館のパンフレットのような感じで三河文庫の成り立ちや三河文庫に収められている本を紹介しており、非常に読みやすく分かりやすいのが特徴です。本書には一度は売却が決まった岩瀬文庫が西尾市の市議会によって売却を免れ、今まで命脈を保つ日本有数の文庫となったエピソードが語られています。「今、手放したら二度と戻らない」「西尾市議会は何をしていたんだと後世の人に言われるだろ
「君に届け」20巻 椎名軽穂・著 三者面談の場でいきなり風早くんがお父さんに殴られる、という波乱のシーンからのスタートでした。確かに威厳のあるタイプのお父さんだとは思っていましたが、まさかこんなに激しい人だとはびっくりです。あだ名がゲキレツって怖すぎます。 どうやら、お店を継げと言われたわけでもないのに、風早くんが自分から卒業後は店を継ぐと言ったことがお父さんの逆鱗に触れたようですね。一度も父親から褒められたことがない風早くん。普通だったらグレてもおかしくない親子関係にも見えますが、めげることなく怯むことなくこんなに好青年に成長した風早くんを思うと、いじらしくて泣けてきます。 そして迎えたバレンタイン。今年はすでにカップルだというのに、すれ違いまくって結局下校時間までチョコレートを渡せずじまいな展開が、爽子と風早くんらしくて笑ってしまいました。カバンいっぱいにチョコをもらった風早くんのモテ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く