イグニッションデザインラボ(IDL)は4月21日、オフィスや家庭で使用されている既存のWi-Fiルータに接続するだけで、混雑したWi-Fiを回避し快適な通信環境を実現するWi-Fi高機能化モジュール「Portal Boost」を発売すると発表した。 なお、Portal Boostは既に日本での使用に必要な電波法の認証も取得(DFS Master機器として電波法工事設計認証を取得)しており、Wi-Fiルータを販売するメーカーや通信キャリアなどに向けに5月より出荷を開始する。 同社によると、Wi-Fiで高速な通信ができる5GHz帯のうち、36/40/44/48チャネルはWi-Fi専用帯域として使用されているが、それ以外の52〜64、100〜140チャネルはDFS帯域と呼ばれ、気象レーダーや航空レーダーが優先されるため、電波法の制約によりWi-Fi専用帯域の4倍の帯域がありながらも使いづらいもの