16日朝、鹿児島県の桜島で爆発的噴火が発生した。噴煙は火口の上空4700メートルまで上がり、大量の火山灰が鹿児島市内に降った。 16日午前7時19分に桜島の南岳山頂火口で爆発的噴火が発生し、噴煙が火口の上空4700メートルまで上がった。4000メートル以上、上がったのは、去年5月2日の昭和火口での噴火以来。 東寄りの風に乗った火山灰は鹿児島市内の広い範囲に降った。車のボンネットやフロントガラスも灰で覆われた。 街ではマスクをした人も見られた。 ――ハナをかむと真っ黒になるので、その対策に。 気象庁は桜島の噴火警戒レベル3を継続し、火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。